- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784413111683
作品紹介・あらすじ
大腸・乳がん90%、胃がん70%、がん全体65%--5年生存率はここまで上がっている。鳥越俊太郎さんのように何度も手術し完治する人も、「ステージⅣ・余命2ヶ月」から数年生きる人も珍しくない。しかし「がん告知=死の宣告」というイメージはまだまだ強く、殆どの人はパニックに陥ってしまう。近藤理論を信じこみ完治のチャンスを逃す人が後を絶たない中、「極論に走らない、患者目線の本質論」で信頼される医師が、がん宣告を受けたらまず何を知り、どう考えれば正しい選択ができるかをわかりやすく語った、2時間で読める本。
感想・レビュー・書評
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がんを取り巻く事情は、極論や眉唾や詐欺まがいのものまで溢れかえり、果たして自分のがんはどうすれば良いのか、当事者になると見えづらい。この本は非常にフラットな立ち位置で書かれていて、「がん」をどう捉え、治療していけば良いかのイメージが掴みやすかった。
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2020年8月乳がんの告知を受け、
抗がん剤治療が怖くてたまらないときに
出会った本。
小さいときに見たテレビの影響で、
抗がん剤したら苦しんで死んじゃう、、、
みたいな恐れが潜在的にあって、
そんな私がこの本を読んで
とりあえず抗がん剤治療やってみようと、
決意できた。
そして実際してみると、
副作用を抑える薬もあって、
想像よりもだいぶ楽に元気に過ごせた。
そしてこの本には
いざ死を迎える時の治療をやめるタイミングについても書かれていて、
ずっと手元に置いておいていざという時また読み返したいと思っている。 -
ガンもケースバイケース。正解はない。