がんは人生を二度生きられる

著者 :
  • 青春出版社
3.56
  • (0)
  • (5)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413111683

作品紹介・あらすじ

大腸・乳がん90%、胃がん70%、がん全体65%--5年生存率はここまで上がっている。鳥越俊太郎さんのように何度も手術し完治する人も、「ステージⅣ・余命2ヶ月」から数年生きる人も珍しくない。しかし「がん告知=死の宣告」というイメージはまだまだ強く、殆どの人はパニックに陥ってしまう。近藤理論を信じこみ完治のチャンスを逃す人が後を絶たない中、「極論に走らない、患者目線の本質論」で信頼される医師が、がん宣告を受けたらまず何を知り、どう考えれば正しい選択ができるかをわかりやすく語った、2時間で読める本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • がんを取り巻く事情は、極論や眉唾や詐欺まがいのものまで溢れかえり、果たして自分のがんはどうすれば良いのか、当事者になると見えづらい。この本は非常にフラットな立ち位置で書かれていて、「がん」をどう捉え、治療していけば良いかのイメージが掴みやすかった。

  • 2020年8月乳がんの告知を受け、
    抗がん剤治療が怖くてたまらないときに
    出会った本。

    小さいときに見たテレビの影響で、
    抗がん剤したら苦しんで死んじゃう、、、
    みたいな恐れが潜在的にあって、

    そんな私がこの本を読んで
    とりあえず抗がん剤治療やってみようと、
    決意できた。

    そして実際してみると、
    副作用を抑える薬もあって、
    想像よりもだいぶ楽に元気に過ごせた。

    そしてこの本には
    いざ死を迎える時の治療をやめるタイミングについても書かれていて、
    ずっと手元に置いておいていざという時また読み返したいと思っている。

  • ガンもケースバイケース。正解はない。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1958年香川県生まれ。医学博士、医療法人社団裕和会理事長、長尾クリニック院長。東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科を経て95年に兵庫県尼崎市で開業。一般社団法人 日本尊厳死協会副理事長・関西支部長。日本慢性期医療協会理事なども務める。ベストセラーとなった『「平穏死」10の条件』(ブックマン社)、『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)など著書多数。

「2022年 『完全図解 介護に必要な 医療と薬の全知識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長尾和宏の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×