かかわり合いの心理臨床ー体験すること・言葉にすることの精神分析

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著者 : 森さち子
  • 誠信書房 (2010年3月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784414400564

かかわり合いの心理臨床ー体験すること・言葉にすることの精神分析の感想・レビュー・書評

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  • 「伝わる」人間性。
    「伝わる」真摯さ。

  • 非常に人間らしい応用心理学の本だと思った。
    臨床例とともに、セラピストとしての森さんの視点が添えられていて、セラピストとクライエントとの相互交流における細やかで繊細な視点に、ふるふるした。

    伝える内容、伝え方だけでなく、相互交流の中で伝わるその人の感性や姿勢や暗黙の信念、意図、思いが大切であることを述べていて、はっとさせられた。

  • ・著者のセラピスト経験から、精神分析には技法、スタイルがあるけどマニュアルにそらずにクライエント個人の在り方に合わせること、適切な言葉を考えて発するのではなくふと口をついた言葉をはっする方がクライエントの心に入ったという言葉が印象にのこった。

    こういった本は読みなれてなくて心の起源、情動調律、体験の現れと言葉化、の章ではまだ難しさを感じた。

    ただ体験の言語化では、言葉と行動による表現を切り離さずに考えることをとらえていく、また、情動調律では言葉はもろはの剣である、自己感で、ズレのようなものが生じるとやっかいになるというのも印象にのこった。


    この著書では、「セラピストが語る内容、語り方以上に、相互交流・〈体験の現れ〉を通してクライエントに伝わるセラピストの感性・姿勢、暗黙の信念・重いが非常に重要」であると伝えたかったのだと思う。

  • 間主観理論を用いるカウンセリングの現場とクライアント理解の具体例が多数示されている。筆者の森さち子氏は丸田俊彦氏の著書『間主観性の軌跡』によると「非常に間主観的な感性を持った治療者」であり、故小此木圭吾氏が「彼の臨床的感性の代弁者として彼女を重用していたのは誠にもっともなことである」だそうである。
    自閉症治療の可能性についても論じられている。

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