- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415070681
感想・レビュー・書評
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斎藤茂太先生のベストセラーです。
「いい言葉は、いい人生をつくる」
とはまさにその通りで、人生を豊かにするためには、
自分の言葉に責任を持ち、努めて良い言葉を発することによって、
初めていい人生というものを実感できるようになります。
斎藤氏の生きた教えを地肌から感じることのできる心を磨く本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・幸福は好奇心から生まれる
・人にほめられる人よりも、人をほめられる人が賢者
・気持ちを合わせるには言葉を合わせれば簡単
・人を動かすには耳を働かせなさい。人に好かれるには口を動かしなさい。
・クレームにこそ、「ありがとう」を言おう
・「ムダにした」と諦めるな、「ムダにしたくない」と考えよ
・精神力は貯金と逆だ、引き出し続けることで増してくる
・頭はときどき空っぽにして、可能性に席を空けてやろう
・「コロンブスの卵」は潜在意識にある、それを出しさえすれば成功する
・見えない野心があってこそ、努力が目に見えて生きてくる
・「自分だけが」と思わず、「相手だって」と思うのがいい暗示
・仕事は雑に考えると、雑事になってしまう
・ビジネスライクとは、心の軽視ではない
・知らないことを聞ける人を増やすのが、財産を増やすこと
・人のためにお金を使おう。人生の利回りは意外に高い。
・外見に気が回ってくると、幸運が回ってくる
・「ありがとう」を多く言うと、ストレスが少なくなる
・相手をほめると自分も元気になる。ほめる習慣はプラス発想の習慣なんだ
・小さな手間を省かないことが大きなイライラを防ぐコツ
・ストレスをなくすにはリラックスを増やすこと -
楽しめることが増えるのがいい人生、の発想がなかったから、まさにいい言葉だなぁと思った。斎藤さんの人間味が光る。
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目次を読んだだけで、なるほどと感心させられてしまいます。
「人生を楽しむ」ヒントが、たくさん散りばめられています。
いい言葉(名言)がたくさん書いている本ですが、
私自身は「いい言葉」=「肯定的な言葉」と勝手に解釈して
肯定的な言葉を選んで使うよう意識してきました。
そうすると心が安定して、「いい人生」に近づいているのを
感じるようになりました。
この本があってこそ、今の私がある。
何度も読み返したい、人生のバイブルにしたい1冊です。 -
【印象に残った言葉】
人は人、自分は自分
できる事より楽しめる事が増えるのがいい人生
朝1番に起きたとこはポジティブに考える
小さくてもいいから、夢を持つ
自分だけがと思わずに相手だってとおもうのがいい暗示
長い間、一緒に暮らして、その間に芽生える感情こそが愛 -
突然、父から送られて来た。
ぱっと見て、あー…私、こういう感じの苦手なんだよなぁ…と顔をしかめたのだけど、父の善意を無視するのも心苦しいのでパラパラ読んでびっくり。
斎藤茂吉の息子さんで北杜夫のお兄さん?!
有名なのだろうけど、私存じ上げなくて…。
俄然興味が湧いて読んだ。
軽妙な語り口が上手い。
上からの生き方指南が鼻についたところもあるが、バイタリティに圧倒されて大体素直に読めた。
お母様(=斎藤茂吉の妻)の話が最高にイカしてる。
素敵!
「楡家の人びと」も是非読みたい。 -
茂太先生ご自身が感銘を受けた先人の言葉がちりばめられている宝石箱のような一冊。どのページを開いても心に「プラス」を植えることができます。
それにしても意外だったのは、これだけ多くの名著を書かれている茂太先生が、かつては「絶対に本など書けない」と思われていたという事実。
未知の世界の扉も、一度開けてしまえば、もう未知ではなくなるという成功哲学を教えてくださっています。 -
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=9238 -
言わずと知れた斎藤茂吉の長男の著書。精神医師。
心にゆとりができる本。
>抜粋
・できることが増えるより、楽しめることが増えるのがいい人生。
あらゆることに楽しみをみつけられるのは、人間だけに許された生の醍醐味。
できない苦しみより、いかに何事も楽しんで取り組むか。
ここに人生に花を咲かす種があるのかもしれないと思った。
>抜粋
・遅れをとってうつむいたとき、足元が成功に見える。人は人。自分は自分。他人の言動に波風たてない。
渦中にいると分かりにくいが、客観視する重要性。心に留めたい。
足元をみる。足るを知ることであるのかもしれない。 -
老若男女を問わず、幅広い著名人の言葉が紹介されていて、とても面白かった♪♪1エピソードが短いのも、隙間時間に読みやすくて良い。この本をきっかけに、モタ先生の真似をして名言メモ始めました*゜父親が歌人・斎藤茂吉、弟が北杜夫というすごい家族構成で素晴らしいエピソードが多く、とる人によっては「自慢」と思ってしまうかもしれないので、−1で★(笑)