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- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415087597
感想・レビュー・書評
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偶然図書館で見つけて、なんとなく懐かしさに駆られました。
ぐうたらで馬鹿で単純で、実は純情な落ちぶれた私立探偵と彼の恋人の法律大学院生を取り巻く、魅力的で個性的で奇抜な面々と、勧善懲悪では片を付けられない切ない事件の物語。
そう、クラークとアンソニー!
彼らの万年新婚ぶりも楽しみのひとつなんですが、この人以上に切なくて繊細なハードボイルド(と、敢えて言ってみる)を書ける人はいないと思う。
「硝子の街」シリーズもそうなのだけど、海外を舞台にしながらこれほどまでに地に足着いた骨太の物語が書けるのは、逆説的ながら柏枝さんが女性であり、日本人だからなのかもしれないなあとも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな“DESPERADO”シリーズですが、手に入ったのはこの一冊だけ…しかも古本屋で…
絶版になっているからなかなか手に入らない。
個人的にはこのシリーズでは『サマータイム』が大好き。
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