思いどおりのパースでマンガが描けるテクニックBOOK

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制作 : 東京アニメーター学院 
  • 成美堂出版 (2010年4月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784415308401

思いどおりのパースでマンガが描けるテクニックBOOKの感想・レビュー・書評

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  • パースの技法、適用例の紹介。アイラインとか初めて知りました。実践は難しく再度挑戦したいと思います。

  • 自分はまったく絵心が無いのが残念で、(かるいイラストでも描けるようになりたい)と思って読んでみた本。
    そんな自分には、レベルが高すぎました。
    「パース」が何か知らないまま、タイトルの意味さえわからずに手に取ったというわけです。

    プロのイラストレーターを目指す人を対象とした本格的な内容でした。
    東京アニメーター学院で使われているテキストやスペシャルトレーニングシートが利用されているとのことです。

    遠近法の描き方について、細かく説明されています。
    たしかに、絵がうまいひとでも、背景まで描き込める人はめったにいません。
    背景を描くのは、きちんと描き方を知っていて空間設計ができていないとできない、かなりの技術を要するものなんだなあと改めて知りました。

    絵に奥行きを与えることで、自然さと迫力が出て、臨場感たっぷりの効果が生じます。
    しかし、そこに至るまでには、地道な線引き練習が必要となるわけです。

    透視図法には、厳密な決まりがあることも知りました。
    パースが崩れると不自然で、違和感のあるイラストになってしまうため、世界観を壊さないためにもルールに則ったデッサンをすることが重要です。

    文中には知らない専門用語が当たり前のように使われています。
    「消失点」とは、奥行きを表す線を伸ばすと集まる点。
    「アイレベル」とは、「ふかん」と「正面」と「あおり」。
    「パースライン」とは、消失点に収束する線。

    「一点透視」とは、一方向に遠近感を持たせるもので、消失点は一つ。室内、道などに使われる。
    「二点透視」とは、二方向に遠近感を持たせるもので、左右への奥行きを強調した街並み、車などに使われる。
    「三点透視」とは、三方向に遠近感を持たせるもので、高さを強調した高層ビルなどに使われる。

    「基準となる垂直線」が支えとなります。
    このバランスが自在に取れるようになった段階で、神なる技が駆使できるようになるのでしょう。

    デッサンツールも紹介されていました。
    文具でも、アルコールマーカーやGペン、丸ペン、タマペン、スクールペンといったペン先の種類など、知らないものが並んでいます。

    消失点は必ずアイレベル上に位置するとか、建物の立体の角度が90度以上になるように描くなど、細かいアドバイスも載っています。
    影の当たり方の計算や、重畳遠近法なる描き方の紹介はかなり上級者コースでしたが、さらに魚眼パースの描き方まで掲載されており、もはや完全についていけないと思いました。

    逆に、そうしたイラストを作成している人たちの技術の高さを改めて感じました。
    その道を志す人にはとてもわかりやすいテキストだと思いますが、キャラクターのイラストさえ描けない私にはいかんせんハイレベルすぎた本。
    自分で描くことはとうていできませんが、普段目にするイラストだけでなく、たとえば『モナ・リサ』などの名画に見られる遠近法の描かれ方がわかるようになったのは、大きな収穫でした。

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