二十四節気と七十二候の季節手帖

著者 :
  • 成美堂出版
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本棚登録 : 204
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784415314846

作品紹介・あらすじ

「立春」「雨水」「啓蟄」…一年を二十四等分した二十四節気。それをさらに三つに分けた七十二候。日本には豊かな季節の移ろいがあります。

感想・レビュー・書評

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  • 私の大好きなお友達、
    Y江ちゃんが誕生日プレゼントにくださいました。
    (Y江ちゃんの枕詞→『私の良心』)

    これを受け取って、
    可愛らしい絵と美しい言葉にしばし見とれて、
    しばらくして「あ、今年から使い出した、
    あの旧暦カレンダーと一緒に使えば…」と
    思いついてすぐに、「はっ」となりましたの。

    実はその旧暦カレンダーは年末に
    日ごろの感謝の気持ちをこめてY江ちゃんにも
    お贈り申し上げたもの、

    つまりY江ちゃんは、
    「あのプレゼント、わたしも喜んでいるよ」の
    気持ちも込めてくださった、みたい!
    たぶん、ね(maybeよりもperhaps)

    さてさて、Y江ちゃんが
    なぜ、『私の良心』と言う
    枕詞つきで呼ばれているのか?

    それは「赤毛のアン」のこの部分に
    わたくしが強く共感していることから、です。

    「…でもあたし競馬って、
    あまりちょいちょい行くところではないと思ったわ。
    だってひどく魅力があるんですもの。
    ダイアナったら夢中になってしまって、
    あの赤い馬が勝つと思うから、
    十セントの賭けをしようって言うの。
    よその馬が勝つとは思わなかったけれど、
    でもことわったの。
    なぜってあたし、ミセス・アランにすっかり話したかったし、
    そんなことは話せないって気がしたからなの。
    牧師さんの奥さんに話せないようなことなら、
    わるいにきまっているわ。
    牧師さんの奥さんをお友達に持つのは
    良心をもう一つよけいにもっているのとおなじようなわけね。…」
    (新潮文庫「赤毛のアン」村岡花子訳)

  • 我々の心の中にある日本人としての季節感。
    日々自然の中で感じつつ過ごしたい。

  • 私はこれよりも、次に登録する本の方が良いと思う。

    季節の説明はたくさんあるけど、旬の食材も一緒に教えてほしい。

  • 玄関において、日めくりカレンダーのごとく、楽しんでおります。

  • いい大人なのに 知らないことばかりで ためになる。
    暦や季節を楽しむような丁寧な暮らしに憧れるんだけど それが なかなか・・^^;

  • 図書館で借りたが、内容がよく、手元に置いておきたかったので購入。何度も読み返したくなる1冊。

  • 可愛いですね

    成美堂出版のPR
    http://www.seibidoshuppan.co.jp/product/9784415314846/

    ~夢の言の葉~ - 山下景子公式サイト
    http://www.yumenokotonoha.com/

  • こんなに綺麗な日本語がたくさんあること、日本に生まれ育ったのに、全然知りませんでした。

    挿絵もかわいいし、和菓子もおいしそう^^

    枕元などにおいて時折眺めたい、そんな一冊です。

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著者プロフィール

■山下 景子(ヤマシタ ケイコ)
兵庫県神戸市生まれ。
武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指し、「北海道・北賛歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、数々の賞を受賞する。
初めての著書『美人の日本語』(幻冬舎)は26万部を超えるベストセラーに。
他に『花の日本語』『ほめことば練習帳』(幻冬舎)、『しあわせの言の葉』(宝島社)、『日本人の心を伝える思いやりの日本語』(青春出版社)、『大切な人に使いたい美しい日本語』(大和書房)、『手紙にそえる季節の言葉365日』(朝日新聞出版)などがある。

「2021年 『万葉の鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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