- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784415317786
作品紹介・あらすじ
「草枕」「雪国」「点と線」「鉄道員(ぽっぽや)」など日本の名作に描かれた鉄道の姿、風景。60作品を紹介。
感想・レビュー・書評
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いつぞや古本屋で買ってから積ん読。
小説の要約、梗概がたくさん出てくるけど、ボーっと読んでたらついて行かれへん。かと言って電車の中でそんな集中できへん。難しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原口隆行 著「文学の中の鉄道」(2013.11)、楽しく読了しました。文学作品を「汽車」「駅」「鉄道」といった視点で眺め、時系列に整理して簡単な説明を記したものです。志賀直哉「網走まで」(M43)、石川啄木「一握の砂」(M43)、芥川龍之介「蜜柑」(T8)、内田百閒「特別阿房列車」(S26)、松本清張「点と線」(S32~33)、三浦綾子「塩狩峠」(S43)、宮本輝「海岸列車」(H元年)、浅田次郎「鉄道員」(H7)、堀江敏幸「いつか王寺駅で」(H13)、有川浩「阪急電車」(H20)など
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鉄道開通間もない明治時代から平成まで、名作から初めて聞く作家・作品を網羅している。読んでみたいと思う作品がいくつかあった。
「小説を、映画を、鉄道が走る」「文豪たちの大陸横断鉄道」「鉄道の文学紀行」「『雪国』の汽車は蒸気機関車だったか?」「「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか」参照 -
正岡子規「はてしらずの記」から、
有川浩「阪急電車」まで、
小説などの文学に、
舞台装置として出てくる鉄道。
その描写に、その当時の鉄道の姿が、
生き生きと映し出され、
「当時の人はこんな風に旅をしていたのだ」
と思いました。