“今”起こっても不思議ではない 天体衝突の危機: 超巨大隕石落下・小惑星衝突のメカニズムを知る
- 誠文堂新光社 (2013年10月23日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416113684
作品紹介・あらすじ
2013年2月のロシア・チェリャビンスクに落下した巨大隕石により、多くの人が、隕石落下、小惑星衝突の危険性を認識した事件でした。このような宇宙からの飛来物は決して珍しいものではなく、日々数トン以上もの物質が地球に降り注いでおり、いつでも、どこでも、大災害となる危険性をはらんでいます。本書では、隕石とは何か、落下のメカニズムなどの基礎を知るとどうじに、隕石の起源でもある太陽系の解説も行います。また災害を未然に防ぐための科学的な取り組みなどを、徹底検証します。見せ方は、2p見開き、または4pをベースとし、そのうちの1pは図を入れながら、わかりやすく解説します。
感想・レビュー・書評
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世界を震撼させたロシア隕石落下事件から始まる。のっけから興味津津の話題でうまく心を掴まれた。隕石の分類、天体、宇宙とぐんぐん世界が広がっていくストーリー展開も非常にうまいといった印象。第6章からいよいよ天体衝突の項だが、いたずらに不安を煽るのではなく冷静淡々とした語り口で綴られている。終章にはスペース・デブリについてもかなりのページを割いて詳解されており、こちらの方も興味深く読める作りこみとなっている。
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