オオカミの謎: オオカミ復活で、生態系は変わる!?

著者 :
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416114056

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  • (オオカミとは?)……一般的に「オオカミ」といった場合はハイイロオオカミをさします。哺乳網、食肉目、イヌ科、ハイイロオオカミ。起源は約100万年前。300~200万年前同じ祖先から派生した「オオカミに似た小型のイヌ科動物」が新大陸、旧大陸ともに数多く存在していたようです。アジア大陸に9~10万頭、北アメリカ大陸に6~7万頭、イタリアやスペインに1万3000頭。日本にはかつてエゾオオカミとニホンオオカミがいた。田畑に被害を与えるシカやイノシシを捕食してくれるオオカミを神の使いとして、また、オオカミ自体を神様として祀る思想が全国に残されている。ニホンオオカミは1905年に絶滅。
    (日本へのオオカミ再導入とは?)……一度いなくなったオオカミを人間によって再び地域に復活させることを「再導入」といいます、「オオカミは警戒心が強く、基本的には人に近づかない」。シマフクロウの住める森を復活させようと、苗木を植える植林活動に力を注いでいますがシカの数が多い……。

著者プロフィール

(株)オオカミの森代表。北海道標茶町でオオカミを飼育している。生態系とオオカミの関係に関心を持ちながら、国内の環境問題、アメリカ・イエローストーンでのオオカミの再導入について詳しい。毎年アメリカに訪れて、現地の研究者と交流を持つ。

「2014年 『オオカミの謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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