博報堂デザインのブランディング: 思考のデザインとカタチのデザイン

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 147
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416114414

作品紹介・あらすじ

大手広告代理店が手がけるデザインワークのシェアは、ポスターやロゴデザインなどのグラフィックから、企業のブランド構築へと変化してきています。
つまり企業や団体などのブランドを見直して、問題を抽出しデザインの力で解決するという取り組みが主流となってきています。
ブランディングと称され、トップアートディクターたちはこの手法を持って有名企業の仕事を成功させています。
著者の永井一史はまさに、企業のブランド戦略に長けており、サントリー「伊右衛門」、資生堂「企業広告」、日本郵政「民営化キャンペーン」などの実績を持っています。
永井氏が博報堂グループ内に自ら立ち上げたデザイン会社“HAKUHODO DESIGN”が10年目を迎えた区切でもあり、10年間に手がけた仕事のロジックをふんだんな作例とともに図解する、ブランドデザインが学べる1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 好奇心と美意識を育む、多摩美術大学統合デザイン学科の「教育のデザイン」とは?永井一史×菅俊一インタビュー - デザイン情報サイト[JDN]
    https://www.japandesign.ne.jp/interview/tama-integrateddesign/


    博報堂デザインのブランディング | 株式会社誠文堂新光社
    https://www.seibundo-shinkosha.net/book/art/19942/

  • 最初の50ページに1番大事なことが書かれていた。

    勉強になったところ
    ブランディングに大切なことは見えないもの、「思い」なのだということ。ブランドの送り手が持つビジョン、魂、理念。
    インプットの五つの視点
    歴史性 ブランドのオリジンにさかのぼる
    機能性 なんの仕事、どんな商品
    文化性 どんな豊かさやライフスタイルを提案できるか
    社会性 ブランドがどう社会に役立つのか

    永井一史の言葉のまとめ方も丁寧で、本が苦手な自分でもさらっと読むことが出来た。

  • 伊右衛門のブランディングなど、こめた思いとデザインを具体例で解説した、博報堂デザインの永井一史さんの本。
    ブランディングとは思いをカタチにすること。どっかで聞いたななんて。

    2018.07.06

  • サントリー沖中さんとの対談が面白かった。

  • 最初の方の記事がかなり秀逸。
    デザイナーだったら知っておいて損はないというか、知ってることの再認識に使える一冊だと思う。
    デザイナー全般的に言えるリテラルの部分が完結にかかれていてなかなかいい。
    そして、対談形式の内容もかなりデザイナーとしてのいろはが書かれていると思う。

    ただ、事例がたくさん載っているのは非常にいいのだけども、もう少し深く掘り下げて欲しいし、それだったら博報堂のデザインの取り組みを見て見たいと思った。

  • 2016.10.20 読了

  • ブランディングの初心者のための本。どちらかというと、視覚的な紹介が多いので、感覚的にブランディングに触れることができる。短く一気に読めるので、軽く読んでみても良い。

  • サントリーの伊右衛門の世界を作った著者によるブランドの作り方の本。確かに、競合などにせずに、商品開発の段階からじっくり、がっつりエージェンシーとチームを組んでブランドを作った方がいいと思う。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784416114414

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著者プロフィール

HAKUHODO DESIGN代表取締役社長、多摩美術大学教授。グリーンパワープロジェクト・クリエイティブディレクター。企業・商品のブランディング、ソーシャル、コミュニケーションデザインなどの領域でデザインの可能性を追求し続けている。毎日デザイン賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリなど国内外受賞歴多数。

「2015年 『BIOCITY ビオシティ 62号 再生可能エネルギーを活かした地域創造へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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