よくわかる LED・発光ダイオードのしくみ: 光るメカニズムから青色発光ダイオードまで (子供の科学★サイエンスブックス)
- 誠文堂新光社 (2015年1月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416115190
作品紹介・あらすじ
生活や環境面から重要度が増しているLED。日本の青色発光ダイオードの研究がノーベル物理学賞を受賞し、世界的に注目が集まっています。照明のみならず、身の回りにはLEDを使った機器があり、すでになくてはならないものになっています。本書は、LEDとはどのようなもので、どこに存在しているのか、なぜ光るのかなど、基礎的なことから、ノーベル物理学賞の主役である青色発光ダイオードについての解説、また実際の簡単工作を通じて光らせ方を知るページを設けます。
感想・レビュー・書評
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# 書評☆3 よくわかる LED・発光ダイオードのしくみ: 光るメカニズムから青色発光ダイオードまで | 青色LEDのノーベル物理学賞を受けたLED開発経緯が参考になった
## 概要
LEDの仕組みを解説している。2008年に発刊された「[ゼロから理解する世界一簡単なLEDのきほん](https://senooken.jp/blog/2018/11/06/)」を基に,新しく青色LEDに関する記述や多数の写真を挿入し,感じに振り仮名を振って,オールカラーにして小中学生向けに編集した内容となっている。
2014-10-07に青色LEDがノーベル物理学賞を受賞したことを受けて,冒頭でLEDの開発の経緯を解説している。その後,LEDがどこで使われているか,何が優れているのか,仕組みなどを解説している。
冒頭のLEDの開発の経緯以外は,だいたい元になった「LEDのきほん」と内容は同じになっている。
LEDがどういうものかを学ぶのには,どちらかを読めば十分だろうと感じた。
## 結論
青色LEDがノーベル物理学賞を受賞したのは2014-10-07であり,本書の書評を記した2018年に比べてもごく最近のできごとであり,本書を読んでいて科学技術の進化を感じた。
本書ではそこまで細かいことは書いていないが,青色LEDがなぜノーベル賞を受賞したのかも説明しており,教養として参考になった。
パーマリンク: <https://senooken.jp/blog/2018/11/15/>詳細をみるコメント0件をすべて表示