錯視図鑑: 脳がだまされる錯覚の世界

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 80
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416212653

感想・レビュー・書評

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  • どう見ても、下のバナナが大きく見える…。

    どこから見ても、竜が睨んでるっ~~

    (フフフ…。タネを明かせば、こうなんだよ…。)

    と、親切丁寧な図解による説明により、
    脳が視覚によって得る情報のなかで起こす凡ミス(←錯覚)を多々紹介。

    完璧を誇る『脳』にとっての恥ずかしい一面とも言えるかな。^^♪

    (でも、楽しいです!)

  • 錯視についてまとめた本
    こういうの好き、人の認知というのが好きな感じだ
    聞いたことのある錯視はまず載っている

    あと不可能立体を実際に作る試みが面白い

  • 色々な錯視をまとめた図鑑。改めて見てみると、本当に色々とあるもんだということが分かる。

    認知心理学や哲学、仏教系の話に、知覚に誤りがありあてにならないことが書かれていても、そんなにしょっちゅうではないように思ってしまうけれども、錯視だけでもこんなにあるとするとやはり知覚が理性をミスリードしてしまうことを予感させるものです。それから著者は錯視しないようにしようという無駄な努力はしないようにとコメントしている。

    錯視が起こる理屈としては、局所的な情報を送るニューロンと大域の情報を処理するニューロンが並行して処理する際に起こるそうだ。また網膜の解像度にも限界があるので、どうしても平滑化の処理が裏で行われて誤差が混入するという話があった。錯視を起こし易い画像を選択するとか、AIとかでも応用できそうな話もあった。

    必要性があったわけでなかったが少し興味が引かれたので図書館で借りてみた。中々面白い内容だった。

  • 面白い

  • 錯視とは、視覚的に起こる錯覚のことで、古典的なものから新しいものまで、その理論と作品が多数存在します。その中からポピュラーなもの、作品がおもしろいものなどを集め、その絵の紹介と、理論的な解説を行います。また、錯視は生活の中に溶け込んでいるものも多く、どのようなものに応用されているのか、また自然界ではどのように存在しているのかなども解説します。
      
    錯覚やだまし絵などの分野の著書を多く手がけている杉原厚吉氏による錯視入門編です。各種錯視がカラーイラスト・写真で多数紹介され、錯視とわかっていても騙されてしまう人間の視覚・脳の不思議を体感できます。理論の部分はさらっと簡単に説明してくれているので、本書は難しいことは考えず錯視の世界に身をゆだねて楽しめばいいと思います。

  • 2013/11/11

    145.5||ス (4階哲学)

    だまし絵・下り坂に見えるのに実は上り坂など、不思議な感覚を覚える錯覚。
    錯覚にもいろいろな種類があります。
    あなたの脳はだまされている!?

  • とっても面白い!
    手元において何度でも読みたい本

    2013/02/09図書館から借用;03/03返却期限が来たので一応読了

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784416212653

  • 単純に見ていて楽しい錯視の本。ちょっと工夫すればWordやPowerpointでも簡単に作ることができそう。

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著者プロフィール

1948年生まれ。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授などを経て,09年より明治大学研究・知財戦略機構特任教授、東京大学名誉教授。専門は数理工学。主著に『理科系のための英文作法』(中公新書)『形と動きの数理』(東京大学出版会)『だまし絵のトリック』(同人選書)『大学教授という仕事』(水曜社)など。

「2011年 『夢をかなえるレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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