手づくりする竹のかごと器: 想いがこもった作家もの+作り方

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 23
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416313428

作品紹介・あらすじ

竹工作家が自ら、その使い勝手を試しながら完成度を高めていった、竹のかごや器、カトラリーなどを100点以上紹介。その作品紹介も、たんに作品をカタログのように並べるのではなく、作家さんがどんな想いを形にしたのか、また、作るうえでのポリシーや、作ることになったきっかけなどにも迫ります。
竹の種類から始まり、竹製品の日本の分布や特徴、さらに竹かごの歴史などの基礎知識を紹介しつつ、真竹、青竹、スズ竹、根曲がり竹などの種類別に竹工作家の竹作品、そして、初心者の方でも竹細工づくりができるように、ていねいに教えてくれる「つくりかた」のページを取り入れています。

感想・レビュー・書評

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  • ホッとした時間を過ごしたくて、手に取った本。

    作り手さんの思い、作品に込める思い、その先の使い手に対する思いを感じ、何だか竹の籠や器、カトラリーがより身近に感じられる。

    ずっと探してるモノがあるんだけれど、それの形状が具体的になっていくのを助けてくれた。

    作り手さんが、作品を手に取ってる姿、使ってる姿も多く、どう使おうか楽しい想像の世界に突入する。

  • 素敵な写真がたくさん。
    作り方や編み方の名前までのっていてワクワクする。
    見ていて楽しい。
    お米を研ぐザルが欲しくなってしまった。

    安物買いの銭失いをやめて、娘にも将来お勧めできるような味のある、力強く、美しい道具を使う人になりたい。

  • 篠竹のかごについても記述されている。
    作品だけでなく、制作過程や道具についてもくわしい。
    作家の写真を見ていると、少し作れるようになってからでも、いろいろヒントが見つかる。

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著者プロフィール

ノンフィクションライター、編集者。大学卒業後、株式会社リクルートなどを経て独立。「仕事」をテーマに、女性誌、経済誌、就職情報誌などの媒体で、3000人以上の働く人を取材。最近では、ライフワークとして「日本の手仕事」に携わる人の取材に取り組んでいる。

「2013年 『手づくりする竹のかごと器』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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