ドイツパン大全: 100以上におよぶパンの紹介をはじめ、材料、作り方、歴史や文化背景、食べ方やトレンドまでを網羅

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 86
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416517314

作品紹介・あらすじ

世界でもっとももパンの種類が多い国、ドイツ。
大型パンは約300種、小型パンにいたっては1200にものぼる種類があるとされています。
これらのパンは、一日3回の食事だけでなく、ちょっと小腹がすいたときのスナック、
おやつ、クリスマスやイースターなどのお祭りやパーティー、イベントでも食され、
ドイツの生活には欠かせない食べ物です。

ドイツパンの特徴は、パンの種類のみならず、使用される原料穀物も豊富なこと。
小麦粉のみならず、ライ麦粉、スペルト小麦、オーツ麦なども使われ、
ヘルシー志向が強まっている現在、ますます注目を浴びています。
小麦アレルギーやグルテンフリーに対応できるパンが多数揃っているのもドイツパンならではです。

本書では、このようにバラエティ豊かなドイツパンを一堂に集めて、紹介。
日本で入手しやすいパンを中心に、定番ドイツパン100種以上を、
大きく「大型パン」「小型パン」「祝いパン」「菓子パン」にジャンル分けし、
それぞれのパンの特徴をわかりやすく解説しました。

さらに材料や食べ方、保存方法をはじめ、ドイツのイベントやパン屋さん事情など、
現地の暮らしぶりを多彩なコラムでピックアップ。
パンのみならずその周辺の様子がわかり、よりドイツパンについての知識が深まります。

本書があれば、“ドイツパンのすべてがわかる”。
パン職人の方、これから目指す方、パン業界の人をはじめ、
もちろんドイツの食文化に興味がある人、ドイツパン愛好者、
そしてパンに興味のあるすべての方必携の一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 1000種をはるかに超える種類があるという、ドイツのパン。
    その中の定番なパン100種について、種類、レシピのみならず、
    材料、地域性、行事や文化等、多角的な視点で網羅した本。
    大型パン・小型パン・祝いパン・菓子パンに分類、
    それぞれのパンの特徴がわかる写真とレシピの他、エリア・
    主な穀類・発酵方法・シチュエーション(朝食・おやつ等)を記載。
    エリア=地域での特徴・歴史・文化・民俗行事・保存方法・
    合わせる食材・昨今のパン事情等の多彩な情報も記載。
    協力店一覧、参考文献、日本語とドイツ語の索引有り。画像多数。
    まるごとドイツのパンの世界という本です。
    ドイツのご当地の材料を使うレシピをそのまま掲載しています。
    北部はライ麦、南部は小麦が多いこと。
    日本の芋飯や粟飯のように雑穀や穀物が混ぜ込まれたパンの多さ。
    その地域の人々の暮らしが窺える主食の存在、お雑煮のような
    季節や民俗行事を感じることが出来る特別なパン等、日本と比較
    してみるのも面白いかも。

  • 購入したい。ドイツパンには大型パン、小型パン、菓子パン、色々な種類があり、日本人にとっての米と同じぐらい日々大切なことが分かった。ますます食べたくなった。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/607499

  • レシピはプロ用で、ブレンダーを使用することが
    前提のようです。素人には敷居がたかい感がありますが、写真や欄外のコラム記事を読むだけでも面白いです。
    baeckerwalzの写真が面白かった。

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著者プロフィール

ルネッサンス ジャパニーズ ランゲージスクール専任講師

「2023年 『JLPT日本語能力試験N4 完全模試SUCCESS』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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