ドイツパン大全: 100以上におよぶパンの紹介をはじめ、材料、作り方、歴史や文化背景、食べ方やトレンドまでを網羅
- 誠文堂新光社 (2017年6月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416517314
作品紹介・あらすじ
世界でもっとももパンの種類が多い国、ドイツ。
大型パンは約300種、小型パンにいたっては1200にものぼる種類があるとされています。
これらのパンは、一日3回の食事だけでなく、ちょっと小腹がすいたときのスナック、
おやつ、クリスマスやイースターなどのお祭りやパーティー、イベントでも食され、
ドイツの生活には欠かせない食べ物です。
ドイツパンの特徴は、パンの種類のみならず、使用される原料穀物も豊富なこと。
小麦粉のみならず、ライ麦粉、スペルト小麦、オーツ麦なども使われ、
ヘルシー志向が強まっている現在、ますます注目を浴びています。
小麦アレルギーやグルテンフリーに対応できるパンが多数揃っているのもドイツパンならではです。
本書では、このようにバラエティ豊かなドイツパンを一堂に集めて、紹介。
日本で入手しやすいパンを中心に、定番ドイツパン100種以上を、
大きく「大型パン」「小型パン」「祝いパン」「菓子パン」にジャンル分けし、
それぞれのパンの特徴をわかりやすく解説しました。
さらに材料や食べ方、保存方法をはじめ、ドイツのイベントやパン屋さん事情など、
現地の暮らしぶりを多彩なコラムでピックアップ。
パンのみならずその周辺の様子がわかり、よりドイツパンについての知識が深まります。
本書があれば、“ドイツパンのすべてがわかる”。
パン職人の方、これから目指す方、パン業界の人をはじめ、
もちろんドイツの食文化に興味がある人、ドイツパン愛好者、
そしてパンに興味のあるすべての方必携の一冊です。
感想・レビュー・書評
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1000種をはるかに超える種類があるという、ドイツのパン。
その中の定番なパン100種について、種類、レシピのみならず、
材料、地域性、行事や文化等、多角的な視点で網羅した本。
大型パン・小型パン・祝いパン・菓子パンに分類、
それぞれのパンの特徴がわかる写真とレシピの他、エリア・
主な穀類・発酵方法・シチュエーション(朝食・おやつ等)を記載。
エリア=地域での特徴・歴史・文化・民俗行事・保存方法・
合わせる食材・昨今のパン事情等の多彩な情報も記載。
協力店一覧、参考文献、日本語とドイツ語の索引有り。画像多数。
まるごとドイツのパンの世界という本です。
ドイツのご当地の材料を使うレシピをそのまま掲載しています。
北部はライ麦、南部は小麦が多いこと。
日本の芋飯や粟飯のように雑穀や穀物が混ぜ込まれたパンの多さ。
その地域の人々の暮らしが窺える主食の存在、お雑煮のような
季節や民俗行事を感じることが出来る特別なパン等、日本と比較
してみるのも面白いかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
購入したい。ドイツパンには大型パン、小型パン、菓子パン、色々な種類があり、日本人にとっての米と同じぐらい日々大切なことが分かった。ますます食べたくなった。
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桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/607499 -
レシピはプロ用で、ブレンダーを使用することが
前提のようです。素人には敷居がたかい感がありますが、写真や欄外のコラム記事を読むだけでも面白いです。
baeckerwalzの写真が面白かった。