ノルウェ-のデザイン: 美しい風土と優れた家具・インテリア・グラフィックデザイン

著者 :
  • 誠文堂新光社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416607251

感想・レビュー・書評

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  • 北欧のデザインというと、どこもおしゃれなイメージがある。
    けれど、著者は北欧4国にも個性があり、
    ノルウェーは北欧の中でもデザイン後進国だという。
    理由はノルウェーで油田が発見され、その油田の発展に力を入れてきたという歴史があるからだ。
    ノルウェー政府のすごいところは、この油田はいつか資源がなくなってしまうので、油田という資源がなくなっても経済が衰退しないよう、デザインに特化していこうという理想を掲げたことだ。
    日本も資源が少ない国、という点で共通している。
    技術力もあるけれど、デザイン力はきっとない。
    価格競争をしているだけでは、経済は回復しないだろうと思う。
    日本も見習って少しはデザインを高めたらいいんじゃないかと思う。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「日本も見習って」
      寒い場所に住む人々は、長い冬の間たっぷり考える時間があるからデザイン性が高められる、、、と言うのはデマらしいですが、やっ...
      「日本も見習って」
      寒い場所に住む人々は、長い冬の間たっぷり考える時間があるからデザイン性が高められる、、、と言うのはデマらしいですが、やっぱり余裕のある生活をしていると、良いモノが生み出せるのは確かでしょうね。。。
      我々のように日々齷齪していると、その場限りのモノになっちゃうのでしょうね。。。反省しなきゃ。
      2013/03/04
  • ノルウェーのデザイン―美しい風土と優れた家具・インテリア・グラフィックデザイン

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著者プロフィール

武蔵野美術大学名誉教授。北欧建築デザイン協会副会長。日本フィンランドデザイン協会理事長。NPO法人東京・生活デザインミュージアム代表理事。鼓童文化財団理事長。島崎信事務所代表。
椅子研究、北欧デザイン研究の第一人者。インテリアデザインに関する展覧会やセミナーの企画を多数手がける。現在は、日本のデザイン産業の発展のためにデザイン活動を含め多岐に渡って活動中。著書に『ノルウェーのデザイン』(誠文堂新光社)『美しい椅子1~5』(エイ出版社)など多数。

「2009年 『“座る”を考えなおす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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