本当に正しい鳥獣害対策Q&A: 被害の原因は「間違った知識」にあった!

著者 :
  • 誠文堂新光社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416616888

作品紹介・あらすじ

近年、深刻化・広域化している野生鳥獣害による農業被害。
野生鳥獣害の基礎知識や、多くの人が勘違いしている野生動物の生態、
間違った被害対策について、豊富な写真で分かりやすく解説。

さらに著者の元へ実際に寄せられた、野生鳥獣害の被害で悩んでいる農家さんや農業関係者からの質問もQ&A方式で紹介。
対策方法や動物の情報は項目ごとに分けられているため非常に読みやすく、鳥獣害被害対策に役立つこと間違いなしの1冊。

感想・レビュー・書評

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  • ワイヤーメッシュは10センチの長方形、径は5.5がベストだが、お年寄り、女性にはつらい。径の小さいものでもよいが、接地面の補強を忘れずに。
    ピンクのテープが流行っているが、効果はない。周辺すべてが利用すると、慣れてしまい、侵入を許してしまう。忌避作物もない言い換えれば無視作物。

    総合対策
    1野生動物を人郷に誘引する要因を排除する 放任果樹・収穫残渣
    2.野生動物の行動を考慮した正しい柵の設置を点検、補修を行う
    3.加害個体を対象とした捕獲を行う。

    烏の死体をつるしても2週間ほどで戻ってくる。
    イノシシはお尻から電気柵に入ることはない。

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著者プロフィール

江口 祐輔:麻布大学大学院博士後期課程終了。農研機構西日本農業研究センター 鳥獣害対策グループ長。イノシシを中心に、ニホンザル、ハクビシンなど野生動物の感覚・運動・学習能力等を行動学的手法によって解明。現場の被害対策に役立てる研究に取り組んでいる。

「2018年 『決定版 農作物を守る鳥獣害対策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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