太陽のきほん: 太陽は何色? どうやって生まれたの? その活動から読み解く太陽のふしぎ (ゆかいなイラストですっきりわかる)

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 56
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416617618

作品紹介・あらすじ

恒星とは、自ら光を放つ星のこと。
夜、空を見上げると満天の星が見えます。
実は、この星ひとつひとつが恒星と呼ばれる星ぼしです。

宇宙には数えきれないほどの恒星が輝いています。
私たちの住む太陽系の中心にある太陽も、そんな恒星のひとつなのです。

では、なぜ太陽はあんなに明るく熱いのでしょうか?
燃え尽きてしまうことはないのでしょうか?
身近ではあるのに、ふしぎな存在の太陽を、
本書はわかりやすい文章とかわいいイラストで紹介していきます。

知れば知るほど太陽が好きになり、
地球に生命が誕生した奇跡を感じることができます。

感想・レビュー・書評

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  •  太陽に関する最新の知見が実に分かりやすく解説されている。
     光球の温度が6,000度にもかかわらず、コロナの温度は100万度以上であるという謎がまだ解明されていない。コロナのプラズマ密度はかなり小さく、100万度以上の速度までプラズマが加速されているという。そいういう意味では地球の熱圏と似ている。
     他にも太陽の活動周期の11年や磁場が22年周期で逆転することなど太陽のダイナミックな活動が平易にまとめられている。また、太陽風の太陽系規模の振る舞いなど興味深い内容もある。
     ただ、磁力線や磁場の話しになるとなかなか理解が難しい。少し勉強してみようと思う。

  • とても読みやすい、デザインのいい本です。
    シリーズなので、これは全部買いでしょう!

    2018/05/30 更新

  • 太陽のことだけで1冊の本が!と思うと、素人なのですごいなあと。

    太陽の寿命について
    「人類が存在している近い将来に、太陽の寿命が尽きてしまうことはありませんから、どうぞご安心ください」
    ←安心できる要素がナイことについて。天文学者の時間と距離の感覚はオカシイ。

    太陽の中心は1500万度、表面は6000度、コロナは100万度。謎は解けてない。
    太陽中心のエネルギーが地球に届くのは一千万年。中心から表面になかなか辿り着けない。
    太陽を調べるのは太陽の地震、南極の氷、年輪などからも。
    太陽風バリア。
    八咫烏は黒点。
    …などなど。

  • 2018.8.10読了。

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著者プロフィール

名古屋大学・名誉教授(太陽地球環境研究所)

「2011年 『総説 宇宙天気』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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