たまゆらの道―正倉院からペルシャへ

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  • 世界文化社 (2001年10月17日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418012305

たまゆらの道―正倉院からペルシャへの感想・レビュー・書評

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  • ふくみさんは、母の豊さんに師事したとのことだったけど
    17歳まで母の存在を知らなかったというのは知らなかったです
    何か、ドラマですね

    伊勢神宮の式典、お祭り、しきたり…奥深いですね
    以前納めた宝物は、燃やしたり土に埋めたりしていたそう
    その中に機もある、天照大神の御衣
    身を清め、自然光のみで織り上げるそう

    ペルシア、トルコ絨毯、モスク
    アラベスクの美しさ、緑のタイル
    織物を通じて世界がつながっている
    さすが専門の方々ですね
    自分も世界を超えてつながっていくものがあったら素敵だと思う

    洋子さんの作品は、素朴民芸というよりか
    デザイン性のあるものがお得意のようですね
    今度は、洋子さんの作品に出会いたいです

  • 火と水と風による、染織についての随筆。日本に伝わる正倉院裂や法隆寺裂、能装束、公家装束、陣羽織、袈裟などの古い染織から、イラン、トルコの織物や韓国の刺繍等に触れ、美の内奥を巡る旅が綴られる。1日に数ミリしか織れないザリ・バフィの絢爛たる美しさ。これを織る空引機は、かつて西陣にもあったと云う。遠くシルクロードを渡り、玉響のように日本へ齎された、膨大な染織品と、その技法。正倉院裂は、絢爛たる美しさである。当時はどれだけの人を魅了し、異国への憧れを掻き立てただろうか。豊潤な旅に触れ、濃密な至福の時をあじわった。

  • 今年の五月十日に、細見美術館の志村ふくみさん、志村洋子さんの展覧会に行った。
    お二人の活動の年表に、「1986年 シュタイナー『色彩の本質』に関する研究をはじめる」とあって、梨木香歩もシュタイナー教育に興味を持っていたんだよなあとちょっとつながった気がした。

    植物も、織物も、文学も聖書も、(まだ抽象的にしかいえないが)「 続いていくもの」という共通点があるなあ…と考えたのだった。
    志村洋子さんの着物に、 聖書のルカ福音書10-38(マルタとマリア)やシルクロードに材をとった作品があって、興味深かった。

    そんなこんなで、読みたいと思っているのだが、まだ読めていない。

  • 言葉、とても美しかったです。ペルシャに行ってみたくなりました。
    北政所が信長に贈ったと言われているパッチワークの着物はどんなものだろうと思っていましたが、韓国の着物の写真にパッチワークの着物がありイメージが出来て嬉しかったです。

  • 染色史を勉強中、手にとる。シルクロードを旅しながら、その道を通り運ばれた染織品に思いを馳せる。
    シルクロードの終着駅といわれる正倉院にはそんな歴史が詰め込まれているのだなぁと。折りしも、正倉院展開催中。実物を拝みたい衝動に駆られた。

  • たまゆら(玉響)とは、
    玉が触れ合ってかすかに音を立てること…
    この言葉の響きに惹かれて手に取り、
    ずっと大切にしている本。

    美しい織物や風景の写真と、
    志村さんの文章を深く味わいながら、
    ひととき、日常を忘れ
    しん と心が静まります。

  • 人間国宝 志村ふくみさん
    奏でる世界が美しい

  • 志村ふくみさん

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