いとしきものたち

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  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418025169

作品紹介・あらすじ

四季、琴線にふれた"命"の物語。相和して生きる"友"の詩。「家庭画報」好評連載を含む、待望の書。温もりと瑞々しさに酔う随筆56篇。

感想・レビュー・書評

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  • 餌台を独占して動かない長っ尻のリス、春を呼ぶ鶯の声、赤トンボの羽ばたきの音、雪水の川・・・、昭和50年から信州八ヶ岳連峰の山麓の小屋で、主に夏の仕事場としてひとりで約30年間過ごしてきた三浦哲郎(てつお)さん(1931.3.16~2010.8.29)の心にしみじみと迫ってくる随想集です。「いとしきものたち」2002.10発行です。

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著者プロフィール

三浦哲郎

一九三一(昭和六)年、青森県八戸市生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業。在学中より井伏鱒二に師事した。五五年「十五歳の周囲」で新潮同人雑誌賞、六一年「忍ぶ川」で芥川賞、七六年『拳銃と十五の短篇』で野間文芸賞、八三年『少年讃歌』で日本文学大賞、八五年『白夜を旅する人々』で大佛次郎賞、九一年『みちづれ』で伊藤整文学賞を受賞。短篇小説の名手として知られ、優れた短篇作品に贈られる川端康成文学賞を、九〇年に「じねんじょ」、九五年に「みのむし」で二度にわたり受賞。他の著作に『ユタとふしぎな仲間たち』『おろおろ草紙』『三浦哲郎自選全集』(全十三巻)などがある。二〇一〇(平成二十二)年死去。

「2020年 『盆土産と十七の短篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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