わたしをさがして

著者 :
  • 世界文化社
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本棚登録 : 30
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418075171

作品紹介・あらすじ

高校2年の藤堂みのりは、4つ年上の姉・咲耶と何年も口をきいていない。ある日、その咲耶が大学からの帰り道、忽然と姿を消した。憎みながらも、姉をさがし始めるみのり。それはほかならない、失われた「自分」をさがす旅でもあった-。注目の作家による「泣ける」新感覚小説。

感想・レビュー・書評

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  • 読みながらなんとなく村上春樹の三部作を思い出しました、、、
    喪失感や人探しなどが似てたのかな、、

  • まさかのスピリチュアルノベルorz

  • 美人で完璧だと親に溺愛された姉が失踪。うとまれてきた妹は…っていう話。他人事ではないような。別にホラーじゃないけど、霊視とか死体とか出てきて、夜中に読むにはちょっぴり怖い。

  • ある日失踪した姉を<br>妹が色々な人と出会いながら探していくストーリー。<br>姉妹間・母娘間にある<br>複雑な感情が切ない。<br><br>07'11'25

  • 帯に「『泣ける』新感覚小説」と銘打ってあったので期待したが、泣けなかった。
    もっとも、読み応えのある作品だったので、一気に読んでしまった。

  • 4歳違いの姉咲耶(さくや)は、美人で頭も良く両親からも愛され、全てに恵まれていた。そんな姉はみのりにとって自慢だった。しかし、姉はある日突然失踪し、みのりは姉を捜しはじめる。姉を捜す旅は、やがて自分を探すための旅であることに、みのりは気付いていくのだが・・・。小学生や中学生ならともかく、大学生である女性が失踪して捜索願を出しても、きっと警察は簡単には動いてくれないだろうと思ったりもするのですが、母娘の関係とか、姉妹の関係とかは、わかるなあと思いました。あと、みのりの傍にいる男の子たち(幼なじみの慧くんと、「オカルト君」こと御前崎君)も魅力的で、良かったです。

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