半日で読む 源氏物語

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著者 : 吉野敬介
  • 世界文化社 (2008年10月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (167ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418082261

半日で読む 源氏物語の感想・レビュー・書評

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  • 以前に源氏物語を読み、なんとなく曖昧に理解していた部分が、この本を読む事ではっきり理解できました。
    先に物語を読んでから、この本を読むことをお勧めします。

    とても分かりやすく要約してあって、理解するには役立ちますが、この本だけを読んで源氏物語はこういう話なんだと思ってしまったとしたら、源氏物語という物語は、とてもつまらないモノになってしまいます。

    要約してしまうと、本当に身も蓋もない話ですね。

  • まぁ、悪くはない。タイトル通り「半日」で読もうと思えば読めてしまう「源氏物語」。ただ、文章が軽い! それがウリではあるのだろうけれど、情緒というものが感じられず、これでは単なる浮ついた恋物語になってしまう。それがこの物語の本質じゃないのと言われてしまうと、返す言葉は見つからないが(苦笑)。

    平安時代のベストセラー「源氏物語」をとっても読みやすく現代語でなぞっている本書。ところどころに挟まれる当時の貴族生活についてのイラストなどは非常に興味深く、この部分だけでもコピーを取っておこうかと思っている(この本は図書館で借りたので。買って本自体を手元に・・・とは思わないというところで、私のこの本の評価を推し量っていただければよいかと思う)。

    宇治十帖まで含めた長い長い物語を、これほど簡潔にエッセンスだけを取り出してまとめるテクニックは素晴らしいなと感じる。ところどころ著者のツッコミがはいっているのが、私には若干うるさいなと感じたが、これも人によりけりで、これがよいのだ!と思う方も当然いらっしゃるだろう。
    「源氏物語」は、私の中では大和和紀氏のコミック「あさきゆめみし」が一番しっくりくる。それと比べると・・・ね(苦笑)。光源氏はただのスケベで浮わついた男になってるし、夕霧も薫もなんだか冴えないヤツになってしまっている。「オトコってこういうものだよ、仕方ないじゃん」という雰囲気が全体を包んでいるのだ。これはこれで現代にも通ずるところもあり、面白いと言えば面白い。

    ”カリスマ古文講師”という肩書きが付いている著者。他の古典文学もどのように現代語訳されるのか、とても興味がある。紫式部より清少納言が好きなので、「枕草子」あたりを取り上げてもらえると嬉しいかな。

  • 半日で読む 源氏物語・・・吉野敬介

    実に面白い(^^♪

    実際のところ、半日で読んでしまっても、身につきません。只今2回目に入っております。そうすれば古語もだんだんわかって参ります。

    光源氏がどんな人だったかは横に置いといて・・・・。

    平安時代の皇族・貴族(摂政関白・太政大臣・左大臣/右大臣・大納言/中納言・参議/近衛中将・少納言・蔵人)そして后・女御・更衣などなどの説明と共に、京の都10万人の人口の中、貴族と呼ばれる人は150人であり、そして、直接政治に携われる人は(上達部・・・かんだちめ)なんと17人くらいという事も初めて知りました。しかも”一夫一妻多妾制”・・・等と言う世の中です・・・・。

    和歌の意味も多少なりともわかってくる本、これはお勧めです。
    何度も申しますが、少なくとも3回は読み直さないと、私には身につかないと思います(^^♪。

  • 予備校の古文講師では超一流(と噂されている)吉野氏が、源氏物語の入門書を書いたということで、図書館で予約しました(手元に届くまで3ヶ月以上かかりましたが)。

    「半日で読める」というタイトルは、真偽が半々という感じです。本文だけ読み進めるなら半日かかりませんが、時代背景やコラムなどの補足事項(これが意外と面白い)まで押さえるなら数日はかかります。それに、源氏物語自体が複雑な人物相関図の上に成り立っているので、何度か読み返さないと理解できないと思います。

    とはいえ、源氏物語の入門書でこれ以上わかりやすい本は存在しないので、文系の学生・受験生は購入必須です。それ以外の人は、この本を足がかりに、もう一冊別の入門書を読んだ方がいいと思います。

    ちなみに自分は、この本をきっかけに別の入門書を読み始めていますが、本当は対訳版がほしいところです。しかし予想以上にボリュームが大きい物語なので、上下巻程度では網羅できないという事実を目の当たりにして愕然としました。安価かつコンパクトな対訳版(できれば一冊、最悪でも上下巻)の出版が待たれます(絶対に出ないと思いますけど)。

  • (2009/02/--)

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