レンアイケッコン

著者 :
  • 世界文化社
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本棚登録 : 244
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418085033

感想・レビュー・書評

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  • 3部作なのを知らなくてこれを初めに読みました。
    久しぶりに恋愛小説を読んで泣きました。
    スルスル読める、すぐにその世界に入れるお話。
    こんなロマンスあったら運命感じちゃいます。

  • 3部作の中で唯一泣いた。

    月9になりそうなチープな内容ながら、(それは3部作とも。「ずっと見守ってくれる幼馴染」「運命の人との運命の出会い」「最愛の人の死」)文章がきれいなので読み甲斐がある。
    女子なら、誰でも憧れて、感情移入したい所を責めてくるのは、むしろ王道が少ない今の小説の中では有難い存在かな。
    未だに別マを愛読する私としては、思いっきり堪能しました^^

  • 切ないけど、読後感爽やかな恋愛小説。三部作の中で一番好きな本です。購入本

  • 複雑な人間関係を描いた恋愛小説。おもしろいです。

  • 7日読了

    3部作の中で一番好きです☆
    辛い別れもあったけど、こんな出会い方すごく良いかも。

  •  ずっと楽しみにしていた三作目なんですが……。
     まず言えることは、幸せなハッピーエンドで本当に良かったな、ということです。

     嘘みたいな運命の出会い。
     奇跡のような偶然。
     信じられるものではないんだけれど、思わず信じてみたくなってしまいます。
     「シロヤギさん」であるヒロインと、二人の「クロヤギさん」。
     メールでのやり取りが現代的なんだけれど、機械的な文面の中に、双方の新徐が痛いくらいに染み出ていて、とてもトキめいてしまいました。

     ところで、すっごく素敵な言葉がありました。


     恋愛は、まず自分の人生の土台がしっかりとしてから、地に足がついた状態で、するもの。なぜなら恋愛というのは、足もとをすくわれるようなものだから。でも、自分の人生や生活や目標がしっかり定まってさえいれば、「足もとをすくわれるような恋」でも、それを楽しむことができる。(38ページより)

     恋は、一生にたった一つだけ、するのがいい。
     その恋が、最初で最後の恋。
     そしてわたしはその人と結婚する。
     「それが私の恋愛観であり、結婚観なのよって。恋愛と結婚はどちらもひとつきりで、そのふたつは、わかちがたく結びついている、ひとつのもの。雪香さんはそう言ったの。あたし、その言葉、大切にしようって思った。あたしの宝物なの」(42ページより)


     ああ、自分もこういう恋愛ができればいいな、ってすごく感じました。
     理想の夢物語かもしれないけれど、あったらいいな、って。

     小手鞠さんの他の本のこれから少しずつ読んでみようと思います!

著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。ニューヨーク州在住。
『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。主な著書に『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』(講談社)『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)ほか、主な児童書に『心の森』(金の星社)『やくそくだよ、ミュウ』(岩崎書店)『シナモンのおやすみ日記』(講談社)など多数。

「2024年 『新装版 まほうの絵本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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