- Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418101481
感想・レビュー・書評
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鞄の購入時、もし自分で素材や仕立てなどのグレードが見極められたら心強いですよネ? そこで、ここでは鞄の達人、伊勢丹の鏡 陽介さん(バッグ&ラゲッジ セールスマネージャー)から、買って後悔しないための見極めポイントを教えていただきました。
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「購入に際し、よく検証いただきたいのが、いわゆるTPO。つまり、『どんなシーンでどう使うか?』ということですね。フォーマルから休日用まで鞄は多彩。ビジネス鞄にしても通勤のみで使うのか、外回りにも使うのか、出張にはどうか、雨の日用は必要かなどを考えてください。
また、1個の鞄ですませている人は少なくありませんが、目的やシーンごとにふさわしい鞄を使い分けして欲しいですね。仕事用と、家でくつろぐときの服が同じという人はいないハズ。鞄もそうあるべきだと思います」(鏡さん談)
[1]ハンドル
⇒2本手は握った際、1本手のように快適なグリップ感が得られるものが理想的です。
[2]前身頃&後ろ身頃
⇒書類を直入れするなら、多少重くとも枠入りの硬め鞄が安心です。
[3]メインコンパートメント&ポケット
⇒収めたい小物は店に持参し、実際に入れて確認を。
[4]ショルダーストラップ
⇒負荷が強くかかる金具は、磨耗による破損の覚悟が必要です。
[5]ファスナー
⇒エレメントに矢尻形の突起があるタイプは丈夫で走りが滑らかです。
[6]底マチ
⇒硬い底板が入った底鋲5点留めタイプが望ましいでしょう。
[7]縫製&コバ
⇒これらが雑に見える鞄は耐久性などがちょっと心配です。
[8]錠前&金具
⇒意外にも、鞄全体のルックスに貢献しているパーツなのです。
[9]素材
⇒撥水加工ナイロンは使ううちに効果が落ちるので注意を!
[10]マチ
⇒台形マチなら容量がありつつも、見た目にスタイリッシュです。詳細をみるコメント0件をすべて表示