建築家―中村好文―と建てた「小さな家」

著者 :
  • 世界文化社
3.50
  • (4)
  • (6)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 71
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418104017

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2012/08/12 一難去ってまた一難、の新築顛末記ではなく、いかにこの家が好きか、を語る。

  • 人柄が伝わってきそうなやさしい文章で、読んでいてホッとします。文章、巻頭の写真、平面図を合わせて読むと家のイメージが膨らみ、楽しいです。家作りを楽しんでいる人の家は素敵。土地探しの段階から、実際に生活して家が家族と馴染んで行く様子まで描かれていて、参考になります。

  • 読み進めると、家を既に建てたかたは、ご自分の軌跡を辿る楽しさが、これから建てようというかたは「こういうふうにステップを踏むのか!」という発見と驚きが、「家は賃貸でいいのよ」と思うかたは「これなら建ててみたいかも」という興味が、ムクムクと湧いてきます。

    写真も随所に入っていて、ミニ知識的な役割を果たしていてなるほどと頷きながら読む楽しさがありますし、内装やインテリアが素敵なので参考にもなります。

    一言で言うと、楽しいわけです(笑)。家を建てる予定があろうとなかろうと。

  • 以前から中村好文氏の本が好きでした。

    他の設計士のエッセイにあるような傲慢なところも無く、他の方のレビューにもありましたが、温和な人柄が伝わる文章が好きです。

    今回はその中村氏に住宅の設計を依頼した施主からの目線の本。

    住宅メーカーに勤める自分から見ても非常に興味深い、施主と建築士とのやり取りです。うらやましい!

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

鈴木紀慶(すずき・のりよし):1956年神奈川県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。編集者、建築・デザインジャーナリスト、物件評論家。2000年スズキeワークス設立。武蔵美大、桑沢デザイン非常勤講師。

「2015年 『インテリアデザインが生まれたとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木紀慶の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×