- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418104017
感想・レビュー・書評
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2012/08/12 一難去ってまた一難、の新築顛末記ではなく、いかにこの家が好きか、を語る。
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人柄が伝わってきそうなやさしい文章で、読んでいてホッとします。文章、巻頭の写真、平面図を合わせて読むと家のイメージが膨らみ、楽しいです。家作りを楽しんでいる人の家は素敵。土地探しの段階から、実際に生活して家が家族と馴染んで行く様子まで描かれていて、参考になります。
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読み進めると、家を既に建てたかたは、ご自分の軌跡を辿る楽しさが、これから建てようというかたは「こういうふうにステップを踏むのか!」という発見と驚きが、「家は賃貸でいいのよ」と思うかたは「これなら建ててみたいかも」という興味が、ムクムクと湧いてきます。
写真も随所に入っていて、ミニ知識的な役割を果たしていてなるほどと頷きながら読む楽しさがありますし、内装やインテリアが素敵なので参考にもなります。
一言で言うと、楽しいわけです(笑)。家を建てる予定があろうとなかろうと。 -
以前から中村好文氏の本が好きでした。
他の設計士のエッセイにあるような傲慢なところも無く、他の方のレビューにもありましたが、温和な人柄が伝わる文章が好きです。
今回はその中村氏に住宅の設計を依頼した施主からの目線の本。
住宅メーカーに勤める自分から見ても非常に興味深い、施主と建築士とのやり取りです。うらやましい!