ビジュアル 明治クロニクル

  • 世界文化社
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本棚登録 : 28
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418122462

作品紹介・あらすじ

出来事がわかる充実のビジュアル。人物がわかる面白エピソード。

感想・レビュー・書評

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  • 新刊棚で見つけて 借りた。
    今度のNHK大河ドラマの主人公、「新島八重」のことなど全く知らなかったので、この本が目についたのだろう。

    巻頭特集の明治の女性たちから、明治初頭の激動の数年までを読んで、満足、後半は読まなかった。
    内容は、色鮮やかな図版資料が多く 読みやすい。
    歴史を時間を追って大雑把に知りたいときに役に立ちます。

    「クロニクル」とは - 原義:chronicle 直訳:年代記、 出来事や事件を年ごとに記述した歴史書のこと。

    2013/01/31 予約 2/5 借りて読み始める。 2/20 途中までで中止

    内容と著者は

    内容 :
    今では当然な事の多くが、実は明治時代に始まりがあった−。
    充実のビジュアルとともに、出来事と人物から明治時代を読み解く。
    新島八重と明治の女たち、文明開化で変わった女たちの美意識等も収録。

  • 参考文献
    歴史

  • 「ちょっと頑張れば行けそうな国。それが明治だ。」

    維新の夜明けとともによちよちながら近代国家への一歩を踏み出した明治日本。その足跡を出来事と人物の二つの面から、貴重な写真や絵により明らかにする。

    日本の歴史を振り返る時、幕末から維新つまり江戸から明治の境目には、年が明けて正月を迎えたようなお祭り気分が少なからずある。本書の概説にも明治時代の日本を貫く特徴として「底抜けの明るさと非常にはっきりとした国家像」とあった。

    政治・社会・文化などあらゆる面において、国が封建時代の長いトンネルから引っ張り出され、いきなりスピードアップして進み始めたような気持。本書の、ふんだんに使われた版の大きな写真、鮮やかな錦絵などの挿入は、読者のそういう気分を大いに駆り立てる編集になっていると思われる。

    それにしても、このビジュアル書はB5の大きさの一ページ全てを一人の写真に使うなど、人物写真のインパクトが強い。もちろん白黒写真ではあるのだがどれもみな鮮明。美人で名高い鹿鳴館の華、陸奥宗光の夫人・亮子さん、「今月の婦人画報の表紙です」と言いたくなる美しく洒落たアングル。日本最初の女子留学生・少女の津田梅子ちゃん、スタジオアリスで撮ってきましたか~?満面笑顔の女優・川上貞奴はさながらスポーツ新聞の芸能面…

    明治を代表する軍人とても、バルチック艦隊を破った東郷平八郎、203高地の奮戦が名高い乃木希典も、歴史に名を残す彼らがまるで「先日、出仕の帰りに撮りました」なんて言いそうな写真で見られる。

    明治に生きた彼らが、今もどこかに生きていそうな顔をしている。会えそうな気がするのに、会えない。この感覚はなんだか遠い外国に住んでいる人に対する気持ちに似ている。「時代」というよりはもはや「国」。膨大な資料があって、写真もそこそこ残っていて、ちょっと頑張れば行けそうな国。(何をどう頑張るのかわからんが…)それが明治だ。

  • この国のかたちを決定づけた維新のドラマを読む。
    ハンサムウーマン・新島八重をはじめ、女性が素晴らしい。
    維新三傑をはじめとする政治家たちのエネルギーも凄い。変わりゆく前例の無い世の中をどう生きるべきか、明治の人たちはとても参考になる。

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著者プロフィール

東京在住。子どもが幼少期に少食だったため少しでも「食」に興味を持ってもらえればと
可愛いお弁当を作り始める。2005年、お弁当の記録としてブログ「わくわくキャラクター弁当」を開設し
2006年からお弁当作家として活動を開始。現在は、雑誌、書籍、webを中心にお弁当を制作中。
ジュニア野菜ソムリエ/KIJ Advanced修了/食品衛生責任者/飾り巻き寿司インストラクター1級

「2023年 『新装版 絵あわせカード めんめんめん!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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