- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418145010
感想・レビュー・書評
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子育て本かと思ったら違った(笑)
教育者向け。
学校って何してるんだろ?先生って何してるんだろ?という興味はそそられる。
が、タイトルミスでは…?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近の学校では、長年教師をした人がすごろくの上りのように校長になるのではなく、
一般の会社等で活躍した人のp中で意欲のある人を校長として採用するシステムを持つ地域がある。
著者はそういうシステムで女性として日本で初めて校長になった方だ。
それも赴任先が同じ横浜市青葉区にある近所の市が尾中学と言う事で興味を持って読んだ。
(隣の隣の学区くらいのレベル)
この本を読んでいると、我々は学校内の先生の仕事について
ほとんど何も知らないにもかかわらず、批判めいた感情を持っていたのだと改めて感じた。
まあ小学校時代と違い、授業参観など機会があるごとに学校に行っていないもの事実。
正直体育祭の時に校庭に入った程度で、校舎内には一歩も入ったことはないので、
今度機会があれば校舎内に入ってみようかと思った。
今回読んで思ったのは、子供を育てる先生たちの授業に対する
工夫が他の先生に共有されていないことや、
良い授業をしてもダイレクトにフィードバックがない事などが
驚きや問題だと言っていたが、確かに我々の仕事と比べて
仕事の内容の詳細まで見られてフィードバックされないことは問題だし
正直先生は授業のどう言う所にモチベージョンを持っているのだろうかと思いながら読んでいた。
また中学生くらいの年代では、色々と話をして伝えると、その通り動いてくれる素直さがあると言っている。中学生は反抗期で大変だなぁというステレオタイプの考えを持っていると、その素直さを殺してしまうのではないかと不安と反省を抱きつつ読んだ。