遊べる! 飾れる! 折り紙で作る おはなし指人形 (PriPriブックス)
- 世界文化社 (2017年3月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418178018
作品紹介・あらすじ
この本の特長 ①折り紙を使って、『桃太郎』や『七夕』などの昔話・伝承9話+行事飾り+保育雑誌『プリプリ』でおなじみの千金美穂キャラクターが作れます。②作品は、体を付けずに顔だけでも指人形として遊べます。③飾りつけ例など、アレンジプランもたくさん掲載しています。
感想・レビュー・書評
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娘とペープサートで遊びたくて、型紙付きの実用本を色々見てみたが、可愛い絵なんだけどちょっと幼稚に感じるものが多く……うーん、どうしよう、下手くそでも自力で描くか…と迷っていたところに見つけた本。「世界の童話編」と一緒に2冊購入。
子供たちが風邪気味だったのもあり、この週末どこにも出かけず、炬燵でせっせせっせと折り紙を折り続け、親子でとても楽しめた。
【内容・注意点】
・桃太郎、かさ地蔵、浦島太郎、おむすびころりんなど、日本の昔話に出てくる登場人物達の指人形が作れる。また、動物指人形や壁面飾りなども少し紹介されている。
・折り紙の難易度は高くないが、頭・髪・上半身・下半身などパーツ毎に折ってからテープや糊で完成させていくので、慣れないうちは1体作るのに30分くらいかかった(不器用人間基準です!)
・普通サイズの折り紙をただ折るだけでなく、切ったり(サイズ調整)、貼ったりの作業も必要。
・鬼やおむすびや金太郎のマサカリまで作れて、痒いところに手が届いてる!山姥や和尚さんもあればいいのにと思ったけど、パーツや色の組み合わせを工夫してみたら、作り方に載っていなくても自分で作れた。
・出来上がりサイズが大きい。確かに指人形だけど、小さい子どもが指にはめて動かして遊ぶにはちょっと扱いにくそう。
【我が家の使い方】
・指人形としては使わず、裏に割り箸をセロテープでとめて、ペープサート遊びに使用。指人形自体に結構重みがあるので、ストローより割り箸の方が遊びやすいと思う。
・折り作業は4歳の娘には難しいので、私が人形を作り、娘が顔を描き、最後に一緒に割り箸をくっつけて完成!
・和尚さん→顔(1番・肌色)+着物上(45番・黒)+青年の袴(34番・黒)
・山姥→顔(1番・肌色)+着物上(45番・薄茶)+着物下(46番・薄茶)+頭髪(33番かぐや姫ver. ・灰色)
・画用紙にクレヨンや切り絵で山や室内の背景を描いて、その上で人形を動かすとより楽しい!
昔話の登場人物の特徴がしっかり表現されていて、見栄えの良い人形が作れる。出来上がった人形を並べて、母も娘もうっとり(笑)。完成度のわりに難易度もそこまで高くないので、良い実用書だと思う。
ただ、昔話1話に登場するキャラを全員作るにはそれなりに時間はかかる。夏休み・冬休み・お外に出られない日などにオススメ!
昔読んだシュタイナー教育の本に、「子どもが毎日遊ぶ人形は、その子自身の自由な発想や感じ方などを投影できるように、点点の目鼻くらいの素朴な顔立ちのものが良い」と書いてあった記憶がある(うろ覚え)。
娘が指人形に描いた顔はまさしく点点の目鼻で、自分で顔を描いたことが嬉しくてたまらない様子だった。人形を熱心に動かしたり色んなセリフを喋らせたりしながら、確かに発想がどんどん展開していって、とても楽しそう。
土日潰れたけど大満足!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絶対に知ってるお話のキャラばかりなので、
作っておいて損はないと思った。
アレンジも少しだけ乗っていて良さそう。
ただ、茶×ベージュの両面折り紙とか……
都合よく(身近な場所に)売ってるんだろうか……
調べていないのに書くだけ書いて失礼かとは思ったんだけれども、純粋な疑問。
折り方等あとで追記したい。