アジア旅物語

著者 :
  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418965274

作品紹介・あらすじ

『アジアン・ジャパニーズ』の著者が、旅の途中で出会った「アジアの若者たち」を通して、自らの旅の始まりと旅の行方を描いた待望の新作。新世代のアジア紀行。インド・ネパールのゲストハウスで出会った日本人青年、日本行きを願うネパール人青年との再会、ヴェトナムの少年との約束など。何かを探し、そして何かを見つける旅。

感想・レビュー・書評

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  • そうねぇ。辛いとこだわねぇ。固執しちゃうとねぇ・・・。

  • インド、ネパール、タイ、ヴェトナム、インドネシア、香港、澳門と、旅の途中で出会った人々を描くフォトエッセイ。

    小林紀晴の文章は、アジアの風景を自分の内側に取り込んで自分の風景にするような、不思議と柔らかい文体です。それが好きで、僕はかなり頻繁に本を読み返すのだけれども、本書もそんな愛着のある一冊です。

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著者プロフィール

1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。新聞社カメラマンを経て1991年独立。アジアを多く旅して作品を制作する。また近年は日本国内の祭祀、自らの故郷である諏訪地域などを撮影している。紀行、ノンフィクション、小説なども執筆。近著に『まばゆい残像』『孵化する夜の啼き声』『深い沈黙』など。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞、2013年『遠くから来た舟』で第22回林忠彦賞を受賞。2021年に初監督映画作品『トオイと正人』で国際ニューヨーク映画祭、南京国際映画祭入賞。東京工芸大学芸術学部写真学科教授。

「2021年 『深い沈黙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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