いくつもの週末

著者 :
  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418975280

感想・レビュー・書評

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  • 素敵過ぎる。あたしはやっぱり江国さんが好き。そして江国さんの描く人も好き。どんな人でも素敵に見せてしまう力が江国さんにはあると思う。なんかもうほんと素敵過ぎて2回も読み直してしまうぐらいの1冊。こんな素敵な結婚生活、わたしもしたい。もちろんこの本には描かれてない小さな些細な、でも悲しくて苦しくて嫌になっちゃうことがあったのかもしれないけど、それでもすごく素敵。どうしよう。そのくらい素敵。女心を素直に飾らずに忠実に、そして美しくもろく、書き出しています。

  • 【メモ】エッセイ・短編・結婚生活

  • お友達の江戸っ子夫婦の祭り効果が面白かったです。

  • 何度も読み返してしまう本。江国さんは言葉遣いがきれいなので気持ちいい。

  • 江國香織さんが結婚されて、2年目くらいの、夫婦生活を書いたエッセイです。
    いつものタッチで書いている。つかず離れず、でも、どんなに離れていても、夜は旦那とくっついて寝ると言うところが彼女らしいと思う。仲の良い普段の様子が良く伝わってきます。

    途中引用されている中島みゆきさんの歌詞は、「彼女の生きかた」です。

  • 嘘と本当を織り交ぜた(ようにおもえる)著者の結婚のおはなし。

    シビアで甘く、そして苦く。
    二人で紡ぐ日常は、当たり前ながら、多層的だ。

  • 夫と2人暮らしの結婚生活のエッセイ。流れ行く日常で、垣間見える結婚した男女の行き違い。結婚している人はかなり共感ができるはず。

  • エッセイなのでとても読みやすく、同じ女として共感できる部分が多い本です。

  • 江國さんのエッセイ読むのは初めてだったけど、かなりおもしろい!!
    夫婦間のいざこざやすれ違いが結構書かれているけど、それ以上に旦那様への愛がたっぷり。
    江國さんが書くとありがちな結婚生活も素敵な恋愛小説みたいになるからすごい。

  • 人生で一番読み返してる本。ちいさな毎日のくりかえし、誰かと一緒に生きていくということ。

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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