ロビイストからの警告―アメリカの野望のなかの日本

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著者 : 岸田治子
  • 創美社 (2008年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784420310253

ロビイストからの警告―アメリカの野望のなかの日本の感想・レビュー・書評

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  • ロビイストについて学ぼうとして購入。
    よくある胡散臭い政治本。

    購入して失敗。

  • アメリカ政治に関する前半の記述が極めて低レベル。参考文献を見るととても博士号保持者とは思えない書名ばかり。そもそもアメリカの大学院を出ておきながら、まともな英語文献が一冊とはどういうことなのか。
    後半のロビイストに関する部分は多少マシだが、これなら政治家や外交官の回顧録を読んだ方がリアリティがある。
    著者は最後に理想を追い求める「白い」ロビイストの増加を提唱しているが、得てして人間は自分が正しいと信じて疑わないときほど、大きな過ちを犯しているものである。まだカネ次第で動くロビイストの方がマトモであろう。

  • 確か千里眼シリーズのどれかを読んでこんな職業があるってことは知っていたけど、なるほどロビイストか。という感じ。

    アメリカの選挙時に読んだからより選挙に興味を持てた記憶があります。

    本当に日本を、世界を変えたいと思う人は政治家よりもロビーになる方が手っ取り早いね。

  • 『プロローグ』
    ・日本ではロビー活動の重要性がまったく認識されていなかったように思います.欧米ではロビイストに対する評価は高く,国家の政策決定に多大な影響を及ぼしているといっても過言ではありません.各国が政府レベルでロビー活動にいそしむ中,日本におけるロビーの遅れは,国際社会における日本の影響力に直結します.

    『第一章 アメリカの野望と陰謀』
    ・ブッシュ政権の戦略を一言で言うと,圧倒的な武力の優位を背景に石油資本をアメリカの支配下に置くというものでした.こうしたアメリカの国内事情を背景に,ロビイストは表舞台に出てきました.本来は舞台裏で暗躍すると思われていたロビイストの顕在化のその背景にあったのが,ブッシュ政権下におけるキリスト教原理主義者である.彼らはアメリカを凌駕する軍事力を持とうとする国家,対等な立場に立とうとする国家を敵とみなしてしまうのです.
    ・ブッシュ政権は,2001年1月に成立した直後から,いやその前からイラクへの侵攻を画策していたと見て間違いありません.その大義名分が9.11だったのです.アメリカの自作自演ではないかといううわさもワシントンから流れてきました.信じられないと思うかもしれませんが,たとえばWTCには当日,イスラムを敵として利害関係は一致しているユダヤ人は一人も出社していなかった.
    ・イラク政府が崩壊し,巨大なフセイン像を倒すのに使われた車両は,兵器メーカー製だ.また,フセインを罵る人々は,アメリカが雇ったエキストラだとも言われています.

    『第二章 イラク進行の本当の狙い』
    ・ブッシュ家とビンラディン家.両者は密接な関係を築いてきました.イラクのクウェート侵攻の際に,サウジアラビア侵攻をアメリカが阻止したことが縁の始まりです.サウジアラビアのビンラディン家はブッシュ父が関係しているカーライル・グループと繋がっていると言われています.
    ・1979年,当時のカーター大統領は,ソ連軍に抵抗するアフガニスタンの反乱軍ムジャヒディンにひそかに武器提供などの支援を開始しました.しかし,アフガニスタンからソ連が撤退した後,アメリカのコントロールが効かなくなり,自らが支援した組織アルカイダの役割をアメリカは変更させる必要がありました.その結果,かつてはブッシュ父に支援されていたアルカイダをブッシュは最大の敵として公言せざるをえなくなったのである.
    ・2003年3月,アメリカはイラクを攻撃しました.サダム・フセインを倒せば,イラクの石油産出量は倍増するとにらんでいました.それがブッシュの狙いの一つでもありました.フセイン政権が倒された後,民主国家が樹立されたなどと思う人はほとんどいないでしょう.

    『第三章 秒読みのイラン侵攻』
    ・アメリカ国内には数多くのユダヤ人組織,団体があり,ロビー活動をおこなっているものも少なくない.イスラエルが脅威としている国は,イラク,イラン,シリアなど多数あります.
    ・イランに対しては悪の枢軸,核開発と言う悪いイメージを世界の多くの人が抱き,抱かされています.アメリカはすでにイラン人の顔をした工作員を送り込み,宗教的,民族的対立をあおっていると見られます.イラン・イラク戦争が終わり,イラクが内戦に陥ったことで,イランの勢力が拡大しています.また,イランはシーア派が多数を占めるため,スンニ派であるサウジ,クウェートなどがイランの勢力拡大に警戒を強めています.イランはアメリカが思っているような「ならず者国家」なのか.そうとも言えない.イランは何度か関係改善を試みているが,イスラエルロビーの暗躍などにより,無視されてきたのだ.

    『第四章 イラン情勢はこれからどうなるか』
    ・日本はイランにあるアザデガン油田の75%権益を取得した.しかし,アメリカが横槍をいれ,油田着手の見返りとして自衛隊をイラクに派遣できる特措法を成立させたと言われています.アメリカは日本が独自にエネルギーを輸入できるシステムを作られては困るのである.

    『第五章 ロビーと日米関係』
    ・アメリカは味方か.私はアメリカが日本を守ってくれるとは思っていません.アメリカが日本を守るのは,アメリカの国益が大きく損なわれると判断したときだけなのです.
    ・マイク・ホンダ.慰安婦に対する謝罪要求の案の議会への提出,戦時賠償要求訴訟など中国よりの姿勢を打ち出している.日本も過去の歴史について反省すべき点は反省しなければならない.しかし,戦後保障については日中国交回復のときに双方が納得して解決済みの話です.それをなぜ第三者のアメリカ議員が蒸し返す必要があるのでしょうか.南京虐殺をめぐる映画などにもお金がばら撒かれたはずだ.マイク・ホンダ議員の政治献金リストにチャイナロビーが含まれている.加えて彼が自由に活動できるのは,アメリカの国益にかなっているからである.

    『第六章 アメリカという国の仕組み』
    『第七章 ロビイストの本当の役割』
    『第八章 日本とアメリカの六十年間』
    ・金とドルの交換停止をおこなったニクソンショックと同時に,円ドルレートも変動相場制に切り替わった.円は力を持つようになりましたが,オイルショックにより日本は石油がなければ大きな打撃を受けることを改めて思い知らされた.そうして,田中角栄のアメリカを無視したアラブ寄り外交が始まる.この行動がアメリカの怒りを買い,田中角栄はロッキード事件をリークされたという見方がある.
    ・アメリカの対日貿易赤字が膨らんだ.日本からの輸出を減らすため,各国が為替市場へ協調介入し,円高ドル安を確認するプラザ合意がおこなわれた.日本はこのプラザ合意によってバブル景気に沸き立つことになる.「強い円」は日本の繁栄,成功の証だというイメージがありました.しかし,実際はアメリカの手のひらで踊らされていただけなのです.
    ・日本の銀行は不良債権を抱えて経営難に陥った.こうした銀行の不良債権処理に,結局日本は国民の血税を投入します.1990年代は「失われた10年」と呼ぶようです.一方アメリカは,バブル崩壊で疲弊した企業を狙い撃ちし,「投資」した後「企業価値を高めたあとに売却」することにより,大もうけをしました.
    ・堀江貴文.ニッポン放送は彼にとってはいい投資先の一つでしかないかもしれないが,ライブドアに資金を提供した外資の思惑はそんなに単純なものではありません.アメリカのマスメディアの多くがユダヤ系の資本に牛耳られていることを想像してください.ニッポン放送株を買占め,いずれはフジテレビを掌握する.その先にあるのは情報操作です.

    ----------以下感想----------
    「エコノミック・ヒットマン」という本を読んで,ロビー活動というものを知った.
    興味を持ち,本書を読んだ.
    全てを信じるかといえばそうではないが,政治や経済の流れの原因の一つはロビー活動にあることを学んだ.

  • 2008.11.12
    オバマがロビイストを排除するんだと。
    それで興味を持って。

  • 彼女が911の真実に気づいてくれたことは、とてもうれしい。しかし、本当の黒幕、地球外惑星生命体とアメリカ軍との秘密条約のことに関しては、まだきづいていないみたいである。ぜひ、彼女に分析していただきたい。

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