公爵のキスはココアの香り (ベルベット文庫)

著者 : レノーラ・ベル 旦紀子

• 集英社クリエイティブ (2016年12月16日発売)

作品紹介・あらすじ

母の借金を返済し、妹を守るため、公爵の心を奪うというミッションを引き受けたシャーリーン。花嫁候補になりすまして向かった屋敷には、こちらも訳ありの公爵が待っていた…恋の切なさ満載の傑作。

感想・レビュー・書評

[まるるさんの感想 · 2023年6月3日]

よくある少女漫画のテンプレートという感じで楽しくなかった。

[(´ｰ｀)さんの感想 · 2018年11月20日]

インド帰りの公爵と、その公爵の花嫁を決めるために三日間を会ったこともない異母妹になりすまして過ごすことになった庶子のヒロイン。
ヒロインがヒーローに嘘をつく設定が苦手なんだけど、これはわりとすんなり読めた。
ヒロイン側にも色々と事情があるし、何よりすべて露見したときにヒーローがあまり怒らなかったのが良かった。
日本人に柔術を習っていてヒーローのことも投げ飛ばしちゃうヒロインだけど、本当のピンチになったときにはやっぱりヒーローが助けに来る。王道パターン最高ですね。

[hayasick0103さんの感想 · 2017年10月18日]

外国で事業家として成功していたが、父と兄の急死により、不本意ながら公爵となったジェームス。とっとと世継ぎを作って外国へ…と計画し、4人の花嫁候補を屋敷に招く。伯爵夫人にお金で雇われ、不在の娘・ドロシアになりすました、娼婦の娘シャーリーンもその1人。前半はにわか仕込みの礼儀作法で色々「やらかす」騒動が面白おかしい。会っていきなり投げ飛ばされた公爵はシャーリーンが気になって仕方ないし、彼女もまた型破りな公爵に魅了される。迫る別れの時。異母姉妹で瓜二つのシャーリーンとドロシア。公爵、気付け！気付いてくれー！