リーダーになるために 新装版

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  • 創元社 (2000年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422100548

リーダーになるために 新装版の感想・レビュー・書評

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  • 高校生の時、人生ではじめて手に取った自己啓発本です。

    大変感心な心がけではあるのですが、カーネギー氏がどのくらい有名なのか何を成し遂げたのかを知りも調べもせずに、ただわかりやすいタイトルを見て本書を買ってきたように記憶しています。バレー部キャプテン就任が決まった日の放課後のことでした。たかが高校クラブ活動のキャプテンを務めるのに自己啓発本の力を借りようとしていた自分が哀れでなりません。必死なのはわかりますが、他に相談出来る人はいなかったのだろうかと。。

    リーダーは自らの信念と意志とを周りの者に浸透させ、彼らがそれを遂行し続けるように見守るべし。本書には、リーダーたちが身につけるべき心構えが16章に分けて記されています。ひとつひとつを見ると、基本的なコミュニケーションや部下の人格を尊重することの大切さなどが説かれていて、人間関係の機微というものは何時の世もにも不変なのだと感じられます。それが生き馬の眼を抜くビジネスの世界のことだとしても、高校のバレー部をまとめるという程度のことであっても。

    当時一読して生意気にも、目新しい物は何もないじゃないかと思ったことを覚えています。ビジネス書を何冊読んだところで、その根幹は普遍的なのでしょう。人心掌握術にばかり長けていても仕方がない、リーダーへの道は実践あるのみのようです。ただ本書には各章に数え切れない程の事例やインタビューが挙げられおり、とにかくその数が膨大なため説得力があります。帰納法的説得。それぞれがほろりと心に残る美談でもあり、記憶に残りやすい点でおすすめです。

  • 1.あなたの中にリーダーを見つける
    ・チャールズシュワップ(鉄鋼業のボス?):禁煙看板の下で煙草を吸っている何人かに出くわした、掲示板を指差し注意するのではなく、楽しそうに話をして最後に皆に葉巻を渡し、これを外で吸ってもらえるとありがたいと伝えた、ら
    ・フレッドウィルポン(野球チームの社長):生徒を連れてピッチング練習に入るときに警備員に止められた。彼は身分を明かすことなく反対の入口から入った。そして後日、警備員に仕事ぶりへの感謝状を送った。
    ・リーダーシップ:人々を援助して彼らの可能なる能力を発揮させること、将来へのビジョンを確立すること、勇気づけ指導し模範となること、成功に導く関係を確立し維持すること
    →自身のリーダーシップの強さを確認する
    2.コミュニケーションを始める
    ・コミュニケーションを最優先する、他人に心を開く、コミュニケーションを受け入れる環境をつくる
    →コミュニケーションは信頼関係の上に築かれる
    3.やる気を起こさせる
    ・われわれは一体
    ・デールカーネギー:この世の中で人に何かをしてもらうには、ただ一つの方法しかない→それは人に自らそうしたいと思わせること。→本当は何を望んでいるか?→重要な人間になる→認め仲間に入れる→信頼し尊敬し気に入ってることを示す→人に強い欲求を起こさせる→人が何かをやり遂げようという気を起こすのは自分がこの組織の重要な一員であると感じる場合だけ
    →やる気は強制ではなく自らよい仕事をしようと
    思うようにさせる
    4.他人に心から誠実な関心を表す
    ・彼らが関心があるのは朝も昼も夜もただ彼ら自身だけ
    5.他人の視点からものごとを見る
    ・彼らの利益になるのは何か?
    ・自分自身の殻から踏み出て、他の人にとっては何が重要かを見つけ出
    6.学ぶために聴く
    ・人自分の言い分を聴いてもらいたい
    7.明日のためにチームを作る
    ・目的を1つにしているという感覚を作り出す
    ・手柄はわかちながら非難の責任は自分が取ろう
    ・関わりを持て、関わりを持ちつづけよ
    8.他人の人格に敬意を払う
    ・相手の立場にたってみよう
    ・他人を真に尊重することがやる気を起こさせる基礎である
    9.認知、賞賛、報奨
    ・ほんのちょっと良くなっただけでも褒める、そうすればもっと良くなろうという気になる
    ・グループ全体の前で認める
    ・人間は金のために働く、しかし認められ賞賛され報奨を受け取ると、さらに1マイル余分に行く
    10.失敗、苦情、批判を処理する
    ・自身の過ちを認める
    ・失敗を認めるのは速やかに、批判するのはゆっくりと、何よりも建設的であれ
    11.目標を設定すら
    12.集中と訓練
    13.バランスを失わない
    14.積極的な態度を養う
    ・正しい考え方を選ぶ→我々の人生は我々の思考が作り上げてるに他ならない
    15.悩まない方法を選ぶ
    ・1日1日を贈り物だと思いなさい
    ・他人への援助に歩を進めること
    ・16.熱意の力

  • 【「リーダーシップ」つまり、】p22
    人びとを援助して彼らの可能なる能力を発揮させること
    将来へのビジョンを確立すること
    勇気づけ、指導し、模範となること
    成功に導く関係を確立し維持すること

    【6. 学ぶために聴く】
    聴くことは、あらゆるコミュニケーション技術の中で特に大切なことである。感動的な雄弁さよりも重要である。力強い声よりも、数多くの外国語を操る能力よりも重要である。優れた文章力よりももっと重要でさえある。p107
    真理:「すべてを知っている人は誰もいない。他の人たちの言うことに耳を傾けることは、学ぶための唯一最善の方法である」p109

    人間というものはどこでも、自分の言い分を聴いてもらいたいものだ。またほとんどの場合、自分の言うことを聴いてくれる人には前向きに答えるものだ。p115

    ジョンソン大統領時代の国務長官ディーン・ラスク「聴くということは、あなたの耳で他人を説得する方法である」p116

    デール・カーネギー「人を動かす秘訣は、よい話し手になるよりも、よい聴き手になることである」p122
    よい聴き手ほど、説得力のある人はいない。

    チームの中でよく働く人が、明日のリーダーである。p142

    留守中にかかってきた電話に答えること、名前を覚えること、敬意を持って人を遇すること―これらはどんなリーダーにもやれて、しかも一番重要なことだ。p153

    ハーベイ・マッケイ「目標とは期限付きの夢である」p204

    D・カーネギー「忍耐と粘りが、この世界では、きらびやかな疾走よりも多くのことを成し遂げる。そのことを、うまく行かないときには思い出そう」p228
    「継続せよ。けっして諦めるな。成功したほとんどの人がモットーとしていたのは、それだ。もちろん挫けそうになることはあるだろう。重要なことは、それを乗り越えることだ。それができれば、世界は自分のものだ」

    リーダーはけっして集中力を失わない。自分の眼を大局から逸らさないのである。p234

    【14. 積極的な態度を養う】p248
    ローマ帝国の支配者であった偉大な哲学者マルクス・アウレリウス「われわれの人生とは、われわれの思考がつくり上げるものに他ならない」 

    悩みを手馴づけ、生命の糧とせよ。p284

    D・カーネギー「熱意を得る法は、自分のやっていることと自分自身を信じること、そして何かを成し遂げたいとはっきり望むことである。そうすれば昼のあとに夜が来るように、熱意が必ず生まれて来るのだ」p294

  • 永遠のリーダー論/THE LEADER IN YOU ― http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=10054

  • 古典的名著ということで読んでみました、非常に勉強になりました。
    最近軽いタッチの本を多めに読んでいたので、こうした大家の名著を時々読むのは非常によい刺激になります。 最後の章に「人間関係の原則」とまとめられていたものを下記引用させていただきます。
     #ちなみにこの文字づらだけ読んでも薄っぺらいですが、この原則にそれぞれストーリーがついて、そのストーリーにもメッセージがちりばめられているので、原則を読んで、実生活に照らし合わせて振り返るのがオススメです。
    ・他人の視点からものごとを見よ。
    ・真摯な評価と賞賛を与えよ。
    ・情熱の力を活用せよ。
    ・他人の人格に敬意を払え。
    ・あまりに批判的になるな。
    ・よい評判を与え、その評判に背かない生き方をさせよ。
    ・生活に遊びとバランスの感覚を失うな。

    おまけで下記引用。「私はこの原則の応用が、多くの人々の人生を、文字通り改革するのを見てきたのだ。」

    個人的にパワーをもらった言葉も引用。「熱意というものは、メモの書き方」を通じてというより、眼を通して、動き方を通じて、一日中の行動を通じて伝わるものだ。」「実際ほとんどいつもと言ってよいくらい、成功は熱意がもたらすものである。信じがたいかもしれないが、生の証拠が、それが事実であることを証明している。」

  • カーネギーさんの本を3冊読みました。の、その2。
    日本語では「リーダーになるために」だが、
    原書では「THE LEADER IN YOU」という、
    あなたの中にリーダーを見つけることで、
    人生を成功に導こう的なことが書いてある本。

    3冊読むと、同じ話やメッセージが何度も出てきて、
    カーネギーさんの思想がわかってくる。

    人は自分に対する重要感を渇望しているということや
    自分が考えていることが自分になるということが、
    どの本にも書かれている。

    この本をヒントにするだけじゃなくて、
    この本の思想を理解して実践していかなくちゃいけないなと思った。

    ----
    他の人のレビュー
    http://blog.livedoor.jp/takizawa544_ienobu/archives/50586207.html
    http://papadou.at.webry.info/201102/article_5.html

  • 「リーダーになるために」という題に引け目を感じてしまいますが、継続して仕事を続けて行けば、自然と責任ある立場にあがることをほとんどだと思います。そう考えると、偏見なく読めました。

    おそらくほとんどの人が、人をどう管理すればいいかわからず、見よう見まねで行い、失敗する人がたいていだと思います。この作品は、そういった方々の為のちょっとした指南書という感じです。

    また、本作は、カーネギー氏が著したわけではなく、彼の協会が書いたもので、「道は開ける」「人を動かす」両著の引用が多く用いられています。出来たら、先にこの2冊を読み終わった後、本作を読まれることをお勧めします。

  • ■書名

    書名:リーダーになるために 新装版
    著者:D.カーネギー協会、山本 徳源

    ■概要

    "人を動かす"のD.カーネギーさんの本(正確には、本人が執筆した
    ものではないですが・・・)

    ■感想

    「人を動かす」「道は開ける」と同様、カーネギーさんの本の特徴
    である、一つの事項についての、数え切れない事例を挙げ、その
    必要性を説いています。事例の数が膨大のため、やっぱり、説得力
    はあります。というか、実は、そんなに事例を出さなくても、今の
    時代の本に書かれていることばかりなんですけどね。

    ただ、この事例の数は本当に凄いです。カーネギーさんとその協会
    の人はいったい何人の方にインタビューして、それを保存して
    いるのでしょう?
    この人の本は、ここに挙げた3冊以外にもたくさんあるので、いく
    つかは重複していたとしても、とんでもない数だと思います。

    内容は文句なしですね。
    ほとんど共感できる事が書いてあります。

    ただ、「人を動かす」「道は開ける」の2冊を読んでおけば、他の
    本はやはり必要ない気もします・・・^^;

    この本は自体は、事例集だけでも勇気付けられます。
    小手先だけの知識だけで書かれている本とは、少し違います。

    ■気になった点

    ・変化を歓迎してほしい。変化を愛してほしい。

    ・企業が猛獣使いのように、鞭と椅子とでやっていけた時代は、遥
     か遠くに過ぎ去ったのである。

    ・もし、人々がそれをどう分かち持つかを知らなかったら、情報な
     んて一体何になろう?

    ・コミュニケーションの手段が整備されたからといって、コミュニ
     ケーションについてよりよく学んだ事にはならないのだ。

    ・リーダーシップ、つまり・・・

     - 人々を援助して、彼らの可能なる能力を発揮させること
     - 将来へのビジョンを確立すること
     - 勇気付け、指導し、模範となること
     - 成功に導く関係を確立し維持すること

     である。

    ・つまりわれわれは、誰でも毎日リーダーになれる可能性を持って
     いるということだ。

    ・リーダーに「正しいやり方はたった一つ」ということはない。
     才能あるリーダーはさまざまな個性を持っている。
     
    ・問題は、見出しうる最善のリーダー像を探し出し、その人を手本
     にあなた自身を全く似せることではない。そんな戦略は、最初か
     ら失敗するに決まっている。あなたにとって最善のリーダーシッ
     プはあなた自身の中に育んでいるものである。

    ・覚えておきたまえ、行動は言葉よりはるかに強力だということを。

    ・コミュニケーションが成功する第一歩はここにある。
     - コミュニケーションを最優先する
     - 他人に心を開く
     - コミュニケーションを受け入れる環境を作る

    ・1番重要なのは、コミュニケーションは続けなければならないという
     ことである。

    ・コミュニケーションは、本質的に双方向であるべきだ。

    ・自分の考えを話し、人の考えに耳を傾けよう。

    ・真の信頼と共通の利害関係が確立されていない限り、自分の考え
     を言いたがらないし、相手の言い分を心から聞こうとはしない。

    ・人を受け入れる環境を作るとは、人を気楽な気持ちにさせると
     いうことなのだ。

    ・コミュニケーションは、信頼関係の上に築かれる。

    ・権力を振りかざすことはしないで、相手を尊重し、相手にお願い
     をすることで、相手を嫌な気分にさせないで、自分の意思を伝え
     る事が出来る。

    ・進んで過ちを認めること--これこそお互いに非難しあっている時
     に圧力をそらすために考え出された最良の方法である。

    ・既に気まずく思っている人間をさらに不快にしても、何もいいこ
     とはない。

    ・考え方でもやり方でも習慣でも、何かいいところを三つ見つけ
     たら、一つの非難を口にする権利がある。

    ・目標とは、期限付きの夢である。

    ・いましていることを改善する方法と方向を常に心がけよ。たとえ
     その業界の伝統に反するとみなされても。

    ・確かに私は年をとっています。それにたくさんの若者が参入して
     います。でも、このことはもう一度挑戦する理由にこそなれ、
     あきらめる理由にはならない。

    ・人生で欲するものを得ようとすれば、自分自身を信じ、求める
     ものを進んで追い求めなければならない。

    ・集中力・・・気を散らすものを無視し、重要なものだけを追求
     する能力

    ・どうしたら生活のバランスを取ることを始められるか?その第
     一歩は考え方を変えることだ。家族、運動、レジャーの時間を
     、時間の浪費だと考える事をやめることだ。その次は、レジャー
     のための時間を作ることだ。第3は実行すること。仕事に関わり
     のない活動に関わること。

    ・きみはきみの考えているところのものなのだ。

    ・いかに努力しようとも、我々は過去にも未来にもどうすることも
     できないのである。

    ・いくらやってもどうにもならないものは、受け入れ共存しよう

    ・真の悩みに遭遇した時は?
     1.自分に聞いてみる。起こりえる最悪の事態は何か?
     2.その最悪の事態を受け入れる覚悟をする
     3.最悪の事態を改善する為に、落ち着いて順序だてて
      考えること

    ・リーダーシップとは、結局誠実さと信頼性の賜物だと思う。

  • 真のリーダーは、組織メンバー全員がリーダーになるように育む。一言で要約するならこんな内容。よし、あとはカーネギー著『人を動かす』を読んでブラッシュアップしよう。

  • リーダー本を探していくつか読んできたけど、これがベスト。本質的かつ具体的。

    --
    命令ではなにもできない。真の意味で人を扱う力。
    あなたにとって最善のリーダーシップはあなたのなかに育んでいるもの
    行動はことばよりもはるかに強力
    成功への第一歩は、あなた自信のリーダーシップの強さを確認することである。
    コミュニケーションに失敗することほど、やさしいことはない。
    会話するときに気持ちを示す
    机の上のものを会話のきっかけに
    関心を言い表す(express)よりも大切な事は関心を示す(show)
    以前の会話の内容をきっかけに
    緊張をほぐす質問
    顧客(相手)の期待を超える
    積極的に聴くことは能動的な行動
    よい聴き手ほど説得力のある人はいない
    近代の組織は、上司とそれに従属する部下との組織ではありえない
    チームが勝たなければ、チーム内の誰も勝者になりえない。スポーツと同じ。
    おのれの欲するところを他人に施せ
    自己能力の達成、自己の希望の実現の全過程
    タイミングのいい激励が人を変える
    進んで過ちを認めること
    サンドイッチ話法。失敗の指摘は話の真ん中に。
    偉大な挑戦に対しては、中間的な目標を設定する
    多くの目標を一時に設定してはいけない
    リーダーはけっして集中力を失わない。自分の目を大局から逸らさないのである。
    家族とか運動とかレジャーのための時間を、時間の浪費だと考えることをやめる
    朝、ベッドから足をおろしたときの気持ちで一日が決まる。
    道は開ける。に悩みとストレスに関して書いてある。
    熱意とは内部から生まれる感情である。

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