- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422101019
感想・レビュー・書評
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「人を動かす」「道は開ける」「カーネギー名言集」の
文庫版3冊セット
「人を動かす」
人を動かす三原則
・批判も非難もしない。苦情もいわない、
・卒直で、誠実な評価を与える。
・強い欲求を起させる。
人に好かれる六原則
・誠実な関心を寄せる。
・笑顔で接する。
・名前は、当人にとって、最も快い、最も大切なひびきを持つことばであることを忘れない。
・聞き手に回る。
・相手の関心を見抜いて話題にする。
・重要感を与える-誠意を込めて。
人を説得する十二原則
・議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける。
・相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない。
・自分の誤りをただちにこころよく認める。
・おだやかに話す。
・相手が即座に"イエス"と答える問題を選ぶ。
・相手にしゃべらせる。
・相手に思いつかせる。
・人の身になる。
・相手の考えや希望に対して同情を持つ。
・人の美しい心情に呼びかける。
・演出を考える。
・対抗意識を刺激する。
人を動かすといっても、無理矢理従わせるような方法を言っているのではなくて、相手を褒めたり相手の立場や考えを尊重したりして本人がその気にならないと動いてくれないよということを言っているのだと思いました。過去と他人は変えられないです。
「道は開ける」
第一部 悩みに関する基本事項
過去や未来を思い煩うより今やれることに集中する
最悪の事態を想定した上でそれを好転させるように対処する
悩みは健康に悪い、悩みに対する戦略を知らないものは若死にする
第二部 悩みを分析する基礎技術
事実の把握、すべてを比較検討してから決断、行動に移す、結果について心配しない
第三部 悩みの習慣を早期に絶とう
忙しくしていれば気が紛れる、悩む暇なんてない
避けられない運命には従うしかない
先を心配しても実際それは起こらないかもしれない
第四部 平和と幸福をもたらす精神状態を養う七つの方法
心を平穏に保つ、仕返しを考えない、他人のために善を行うことで自身の不幸を忘れる
第五部 悩みを完全に克服する方法
第六部 批判を気にしない方法
第七部 疲労と悩みを予防し活力と精神を充実させる六つの方法
当面関係ない書類を机上から片づける、重要性に応じて物事を処理、問題に直面したら即刻決断し先延ばししない
第八部 「私はいかにして悩みを克服したか」実話31編
思い悩んで立ち止まってしまうのではなく、状況を冷静に分析にしてやれることをやって、それでダメなら受け入れようということを言っているのだと思います。
至極正論ですし、悩みの程度によってはこうして折り合いをつけて前に進んでいけることもあります。ただ、悩みの程度によっては努力も我慢もいつまでも続かず心身の限界が来てしまうこともあります。今まさにそういう状況で読んでかえって辛い気持ちになってしまいました。
「カーネギー名言集」
カーネギー本人の言葉は殆ど無く、カーネギーの心に留まったいろいろな人の名言がたくさん紹介されていて、時々カーネギー本人の言葉が添えられているという体裁です。
いい言葉はたくさんあり、もし紹介されている人の著作をじっくり読み込んた上で名言集を読めば十分心に響くのではないかと思います。
しかし、この本で名言を紹介されている人たちを殆ど知らない状態で名言集だけ読んでも、私にはあまり響かなかったです。
そんな中でも気に入った名言は以下2つです。
『A弦が切れたら残りの三本の弦で演奏する、これが人生である。』(ハリー・エマソン・フォスディック)
『人間を殺すのは仕事ではない。悩みである。仕事は健康によい。けれど自分の力の限界以上に働くことはできない。悩みは歯車の錆である。機械がだめになるのは、絶えず回転するからでなく、絶えず摩耗するからである。』(ヘンリー・ウォード・ビーチャー)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『人を動かす』
改訂にあたって
第一部 人を動かす三原則
第二部 人に好かれる六原則
第三部 人を説得する十二原則
第四部 人を変える九原則
付録 幸福な家庭をつくる七原則
あとがき
原著は、初版以来半世紀におよぶ時勢の変化を織りこんで、一九八一年に改訂版が発行された。
その改訂版を底本として改訳したのが、本書である。
付録の「家庭を幸福にする七原則」は、旧版では第六部となっていたが、原書改訂版には収録されていない。
『道は開ける』
まえがき
序-本書の生い立ち
本書から最大の成果を得るための九ヶ条
■まとめ■
第一部 悩みに関する基本事項
第一章 今日、一日の区切りで生きよ
第二章 悩みを解決するための魔術的公式
第三章 悩みがもたらす副作用
■第一部まとめ■
第二部 悩みを分析する基礎技術
第四章 悩みの分析と解消法
第五章 仕事の悩みを半減させる方法
■第二部まとめ■
第三部 悩みの習慣を早期に断とう
第六章 心の中から悩みを追い出すには
第七章 カブト虫に打ち倒されるな
第八章 多くの悩みを締め出すには
第九章 避けられない運命には調子を合わせよう
第十章 悩みに歯止めをつけよう
第十一章 オガクズを挽こうとするな
■第三部まとめ■
第四部 平和と幸福をもたらす精神状態を養う七つの方法
第十二章 生活を転換させる指針
第十三章 仕返しは高くつく
第十四章 恩知らずを気にしない方法
第十五章 百万ドルか、手持ちの財産か?
第十六章 自己を知り、自己に徹しよう
第十七章 レモンを手に入れたらレモネードを作れ
第十八章 二週間で鬱病を治すには
■第四部まとめ■
第五部 悩みを完全に克服する方法
第十九章 私の両親はいかにして悩みを克服したか
第六部 批判を気にしない方法
第二十章 死んだ犬を蹴飛ばすものはいない
第二十一章 非難に傷つかないためには
第二十二章 私の犯した愚かな行為
■第六部まとめ■
第七部 拾うと悩みを予防し、活力と精神を充実させる六つの方法
第二十三章 活動時間を一時間ふやすには
第二十四章 疲れの原因とその対策
第二十五章 疲労を忘れ、若さを保つ方法
第二十六章 疲労と悩みを予防する四つの習慣
第二十七章 疲労や悩みや不快感の原因倦怠を倦怠を
追い払うには
第二十八章 不眠症で悩まないために
■第七部まとめ■
第八部 「私はいかにして悩みを克服したか」-実話三十一編
本書は四六判『道は開ける』の文庫判である。 -
いつか読みたいと思っていたら、すーっと私の前に現れた本。「ご自由にどうぞ」と。
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カーネギーの主要作『人を動かす』『道は開ける』『カーネギー名言集』の3冊セット。今でもカーネギーのファンは多いみたいだけど、私にはとても苦痛な読書だった。カーネギーも熱狂的なアドラー信者だったみたいだね。フロイトやユングと違って、アドラーの心理学はやっぱり生臭い。
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巷にある自己啓発本の元ネタがこの本。
何冊も自己啓発本を読んだ挙句、最期にカーネギーの本を読む。。。 この本だけでいいじゃん orz。 -
メンタル面を鍛えるのにいい。
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人を動かす
道は開ける
カーネギー名言集
以上の3冊を1セットにした著集です。
人とのかかわり、人生の悩み、これらを円滑に解決するメソッドがカーネギーの経験則や歴史上の偉人のエピソードによって紹介されています。
これらの本はポケットサイズなので鞄に収めて持ち運ぶのも楽です。今企業で重要視されているコミュニケーションスキル等に興味のある方でも一読する価値があると思います。 -
・道は開ける
バイブルになりうる。
大抵の自己啓発本はこれに集約されるはず。
何度も何度でも読み返します。読み返す必要があります。
・人を動かす
これを心がければよい、というのを様々な例を紹介しながら諭してくれるので、実際にできるかどうかは別として、わかりやすいし読みやすい。
人を動かす、人に好かれる、人を説得する、人を変える、の4部と、付録として『幸福な家庭をつくる7原則』に分かれています。
どのような立場の人にも役に立つ内容で、今すぐにでも読むべきだと思いました。
運動部だったので、高校生くらいのときに読んでおきたかったと思いました。
・名言集
誤解を恐れずに言うと、上の2冊(だけではないかもしれないけど)のエッセンス。 -
必ず一度とならず何度も読み返す本でのお勧めです
いろんな状況の人間関係を改善してくれます
読み終わった後
”必ず”他人に対して笑顔で対応する!
これだけでも初対面の人間関係も良好になります -
「道は開ける」では悩みを克服する方法を、「人を動かす」では人との関わり合いについての指南を頂きました。
書いてあること全ての賛同出来るわけではないが、自分の行動を振り返ってもう一度考え直すきっかけになりました。