エゴグラム―ひと目でわかる性格の自己診断

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制作 : 池見 酉次郎  John.M. Dusay  新里 里春 
  • 創元社 (2000年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422112541

エゴグラム―ひと目でわかる性格の自己診断の感想・レビュー・書評

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  • 臨床系の心理学の本を集中して読了できたのはこれがはじめて。
    エリクソンの自我心理学やフロイトの精神分析など詳細な前知識なくても読めました。分厚いですがとてもわかりやすいです。

    気になった個所を引用しつつ感想などを書いていきます。

    『患者のパーソナリティはの1つの状態は~』p7 l16
    人にはいろんな面があり、それを親・大人・子供とカテゴリー分けすることでわかりやすくする。 人の多面性に注目したということでしょうか。

    『「交流」という言葉はバーンが、異なる自我状態を~』p9 l8
    人の生活に多大な影響を与えるパターンかした交流(=ゲーム)に注目。言われてみれば、パターン化した人とのやりとりってあるなぁ。で、それに苦しんだこともあるなぁと。
    筆者に相談に来る人は、生活での悩み事をこのパターンに原因を見出して、解決の糸口をみつけた。
    この時点で、フロイトの扱った「昔DVを受けた少女が、DVの夫をどうしても選んでしまう」という事例を思い浮かべた。

    『図3の「脚本の母型」は両親と~』p11 l3
    言葉上の交流の他に、隠れた面から矛盾したメッセージが来るらしいです。なるほど~。


    誰にでも通用する理想的なエゴグラムというものはなくその人が理想とする図がその人にとって正解という部分が印象に残る。

    人にはそれぞれ考えたや強い個性があって、それを共有しやすい人を一緒になるし、例え合わなくてもその人の考えや個性の存在を受け入れることが勝者という部分では、勝者という言葉が強すぎるようにも感じたけど、確かに受け入れるということは、気持ちを穏やかにできると思うし人と健全な付き合いをする上で大事だと思う。

    あと、交流分析のする上で中には自分が望まないようになってしまったと悩んでしまった人もいたけれど、自分を困らせていたパーソナリティを是正するためその壁にぶつかることを恐れないことも大事、勝者のパーソナリティは絶えず発展し変化するとあり、堅くならず新しい視野を受け入れることは人生を豊かにするのかと思った。

    知識を深めることは自分の中の冷静さをつかさどる大人な部分を高めるのに有効という個所もあったけど、実際この本を読んで自分の生活や人間関係を以前より冷静に見れるようになった気がする。

    交流分析の中で、「あなたの大人の部分はなんと言っていますか?」という場面があったけど、これはフォーカシングにもある場面だなーと、やっぱり療法はこういった面が多いのかな?

  • ジョン,M.デュッセイは日本の交流分析学会の創設に貢献してきた人物であり、エリック・バーンのセミナー初期からの参加者でもある。
    グループワークとしてエゴグラムを取り入れ、質問紙ではなくグループ他者が該当者のエゴグラムを作成していく方法をとっている。それぞれの自我を高めていく技法が面白く、参考になった。

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