プロカウンセラーの聞く技術

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著者 : 東山紘久
  • 創元社 (2000年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422112572

プロカウンセラーの聞く技術の感想・レビュー・書評

  • 子供への話し方、気付き有りました。
    聴き方の法則、勉強になりました。

  • タイトルそのまま。
    プロのカウンセラーが教える聞く技術。

    中身は、31章にわかれており、それぞれが、傾聴のために重要な技術。

    来談者中心療法を学んだので、この本に書かれていることは、すでに学んだことであるが、忘れていることも多い。
    この本は、ところどころで、実際の会話例を記載して解説しているので、とてもイメージがしやすい。

    聞き上手になりたい方には、オススメの本。

  • 心理カウンセラーの観点で、聴くということの極意が綴られています。
    ビジネスで必要なコミュニケーション能力を深めていくのに、不可欠な観点が学べます。

  • この本は何度も読み返すと思う。
    自分のセンサーが反応する言葉がいくつもあった。

    最初に読んだのは、、もう5年ほどまえな気がするけれど
    今でもカウンセラーの持つ「聞く」ことに対するマインドからは
    自分が家族や会社の同僚に向けている態度を振り返って
    私はきちんと聞いているのだろうか?と思わせてくれるし

    同時に、私は自分に対しても、同じように自分の声を聞けているのだろうか?と思う

    結局、だれかの声を「聞く」には、
    自分自身を「聞く」ができていないと柔いのだ。
    技術とはテクニックじゃないんだよな。経験でありマインドセットなんだと、最近はなんども思う。

  • 来談者中心療法について知りたくて読書。

    ジム・ロジャーズの来談者中心療法を学び、実践している著者。私が学んだカウンセリングも同じく来談者中心療法だったのでいい氣づきとリマインドとなる。

    相手主義。目線を水平に。接する態度に氣をつけ、心を常に平にして相手に興味と関心を持って接する。

    否定せず、尊重し、共感しながら積極的に聞く。これをアクティブリスニングと呼ぶのだけが、実践するのは簡単ではない。

    まず前提として相手は変えられないという点を常に認識すること。
    変えることができるのは本人のみであり、他人はそのきっかけにすぎない。

    答えはすでにクライエントが持っている。それを引き出して、氣づかせる。

    現在、カウンセラーの国家資格を作るという動きもあるという。それだけ今の日本で必要な存在ということなんだろう。

    カウンセラー技術は面接や接客など応用できる範囲が広い。

    読書時間:約50分

  • 知人に「あなたは、聞く力がないから読んだほうがいい」とすすめられた一冊。

    最も気をつけたいのは、この本にも載っていて、以前から何人もの人に言われていたことで、「いや、でも、しかし」などの逆説を言う癖だ。

    相手が不快に感じるようだ。
    最近は、自分が話す際に逆説を言わないように意識している。
    癖はなかなか治らないので、とっさに出てしまうが…。

    本の内容を理解しても実践ベースに落とし込むのは、なかなか難しい。

    まだ一回しか読んでないが、あと二回は読もうと思う。

  • インタビューをする際や相談を受ける際、または人との対話ん行う上で非常に参考になった良書である。これをテキストにして、授業または研修プログラムなどを設計しても良いと感じた。

  • カウンセラーでなくても興味深く読めた。
    特に不思議と人の聞き手になってしまい、執着されやすい人は一読の甲斐があるというもの。
    実際私もなんとなく人の悩みをよく聞かされる。
    聞くのはいいのだが、そこまで話されてもどうしようもないのにーとか変に執着されて困ることがある。
    これもうまく聞くことによって(ある精神科医はずらしのテクニックと言われていた)深入りを避けることが出来る。

    内容も整理されていて読みやすく良かった。

  • よく考えたら俺はカウンセラーじゃなかった。

  • 聞くにあたっての聞き手の心構えや、訓練すべきこと、それをやることでの効果がまとめられていて、とてもわかりやすかった。

    頷いて相槌を打つことが基本で、

  • 話を聞いているとき、つい出てしまう自己防衛の反応。
    素直に人の話しを受け止めて、流せるようになりたい。
    自分に関係する話しを素直に聞くということが、まだ身に付いてないなぁと思いながら読んだ。

    今一番身につけたいことは、その人の真実をそのまま素直に受け止めること。

  • 臨床心理士で大学教授の著者が「聞き上手」になる方法を教えてくれる本。
    言葉は平易で読みやすいのに、実践しようとすると相当難しい。
    あと、読みながら日々の自分に相当反省した。こつこつやっていこう。
    ・「素直に」聞けないのは、自分の感情が話し手のそれに混合してしまうから。
    ・「聞きだそうとしない」。事実かどうか確認する必要はない。
    ・相手に説明しなければならないと思うのは、自分の話が分かってもらえないとき。

  • 古本屋さんにて出会った。

    "相談者がどうして自分がこのように感じるか、
    どうして世界やものをこのように見るのか、を洞察していくプロセス、むずかしく言えば、人間の行動変容のしかたに興味がある"

  • 他人には期待しない。
    いて欲しいと思う人には、自分がなればいい。

  • ここでいう「聞く」とは、ただ耳を傾けるだけではない。「聞く」には理解が必要であり、「話す」より膨大な努力を要すると著者は語る。本書では、「聞く」ことのプロであるカウンセラーが、「聞き上手」になる31の極意を、実例をふくめてわかりやすく説く。

  • カウンセラーは聞くことが全てである
    自分のことは話さない 嘘はつかない
    言い訳 説明はしない
    真剣に聞く素直に聞く聞きだそうとしない

    河合隼雄 と ロジャースの系列?

  • 読んでいてもまるでカウンセラーのかたと話しているような、始終落ち着いた印象を受けました。
    けっしてプロカウンセラーになるためにこの本を手に取ったわけではありませんが、プロカウンセラーとはなんと難しい職業なんだろうと思わされる一冊です。
    LISTENせよ、ASKするな。まさにこの一言に尽きる感じがしました。ASKすることなく積極的に聞く。これが極意のようですが、一般人にはなかなか難しい。一朝一夕にはならないことは本書にも書かれていて辛抱強い訓練が必要です。普段の生活にはなかなか本当に真剣に人の話を聞く必要があることなどないとも思いますが、人の話を聞くことから仕事が始まる私には、身にしみる一冊となりました。

    話し方伝え方の本ばかりが書店で目立ちますが、そちらのほうが簡単に実践できるからなのでしょうね。やはり聞くというのはとても難しいことなのだと思います。だからこそ、こういった本はもっと注目されてもよいのではないでしょうか。

  • カウンセリングの技法は様々あるにせよ、つまるところ、その最たるもの、基本中の基本は傾聴、ということだ。
    おそらく、徹底的な傾聴ができれば、カウンセリングの役割はほぼ果たせると思って間違いない。ただ、その徹底した傾聴というのが簡単なようで実は難しいのだが。
    トレーニングあるのみ。

  • 繰り返し読む事が必要になりそうな本です。スピーチやプレゼン等、「話す技術」の本は数多あり、この手の本を読んだり実践した事はあるが、「聞く、聴く技術」は今回初めて読んだ。これは普段の生活から意識して取り組まなければ育たない、難易度が高いスキルです。最近読んだ、アドラー心理学に共通するエッセンスを感じ、「生きる上で大切な事は、どこかで何かと通じているものだ」とも感じ取れた一冊でした。

  • 対個人との今後のキャリアを踏まえた提案をすることがあるので、カウンセラー(相談援助)としての技が何かないかと手に取った1冊。
    相談したい人はどんな特徴をもっているのかを前提にHow toまで乗っているので大変勉強になった1冊。

    【聞き上手は話さない】
    聞き上手になるということは、相手の気持ちを負担に感じず、こちらから話したくならないような訓練が必要。
    聴き手に関連することを、話し手が質問することはまずない。あなたが聴き手を続けていこうと思うなら、話し手の質問には話し手の立場に立って答えないといけない。
    →自分との類似性を示しアイスブレイクするのは良いだろうが、相手の話す内容に自分を投影して自分の話にすり替えるのはタブーと心得る。相手が私に好意や信頼、尊敬の念を抱いていない限り、個人に質問することはない。

    【相槌】
    相手の話が聞けなくなってくると相槌を打てなくなり、変わって「しかし」「けれど」「でも」という逆接の接続詞が出てくるようになる。
    「わかる、わかる」と相槌を打つのを繰り返されるとどうか?あなたは心のどこかで「そんなにわかられてたまるか」という反発が起こってくる。
    →相槌も程度が重要。そして、「逆接」は避ける。

    【避雷針になる】
    愚痴の聞き方は避雷針と同じ。自分にぐちを積極的に落としてもらい、自分の心の中にはとどめずに、地中へと吸収させてしまう。
    →相手の愚痴に自分を投影してはいけない。自他を分けて考える。

    【悪口をいう】
    悪口を言わず、人の善だけを見て生活することは、聖人にしかできない。普通の人なら悪口のカスが自分の中にたまり、悪臭を発するようになり、最後には精神か身体のどちらかの病気になります。悪口は精神の浄化作用なのです。
    →悪口は言って良いが、TPOをわきまえること。妻との間なら会社の同僚の悪口もあり、会社の同僚の間なら顧客の悪口も良し。無理して、悪口を言ったらいけない、と思い込まないだけで気は楽になる。

    【子育て】
    子どもしつけは小さい時ほどきびしく、成長してくるにしたがって子供の判断に任せるのが常道です。口出しが多い親は、親自身の不安や心配が関連していることが多く、夫婦仲が悪く、親が不安定になっているとこの傾向に拍車がかかる。
    やさしくて、親の教えを守る子どもに育てるコツの第一は、小さい時に子ども中心に遊んでやること。
    →なるほど。小さい時ほど時間をかけて接する。

    【助言が有効になるためには】
    助言は相手の感情に訴えなければ意味がないのです。相手の心がわかったときに、警告的な助言ではなく、安心感を与えるような助言、人間の知恵のひとことが言えます。これができるためには、話し手が聴き手の人格を尊敬していることが前提です。また、話し手の言動のもとになる、ものの考え方・感じ方に興味をもつことが前提です。
    聴き手は話し手よりも偉くはないことを自覚しているべきです。それでもついつい人の悩みを聞くと、自分がその人より偉いと感じ、助言をしてしまうことが多いものです。話し手との平等性を確保している聴き手は、尊敬していい人です。更には、相手の世界にも触れてみましょう。相談者が夢中になる漫画、映画、音楽、小説があれば、必ずと言っていいほど、それを見たり聞いたりします。
    →よく知りもしない初対面の相手を尊敬することは難しい。そのためにも、①個人を知ろうと努力する(名前、仕事、学びの目的を抑える、相手の世界観に首を突っ込み興味ありますアピール)、②学んでもらっていることを心から喜んでいることを伝える、③自分は偉くなく、貴重な話を聞く機会をいただいていると考える。

    【教えるよりも教えてもらう】
    人間は学びたい本能もありますが、教えたいという気持ちが強いことも事実です。人間は自... 続きを読む

  • 聞くことを仕事にしているカウンセラーの人が書いた本。
    印象に残ったのは「プロの聞き手は自分のことを話さない」
    自分の意見を積極的に話すことは自分しか満足しないと書いてあった。
    他にもいい聞き手になるためにやってはいけないこと、参考にすべきことを書いてある。
    すぐ使えるテクニックは、自分にはわからなかったけど、聞く側話す側の心理が書かれてあって、ためになった。

  • 著者はプロのカウンセラー。人の話を聞くのが仕事。
    この本は、人間関係で悩んでいる時に出会った一冊。
    当時、全く信念や意見の合わない人たちとどうしたらうまくやっていけるのか悩んでいて、この本はそのヒントをくれた。
    まず参考になったのが、「会話」は必ずしも自分の意見を言わなくてもなりたつということ。
    例えば、意見の合わない人同士が互いの意見を言い合ったらどうなるか?結果は目に見えている。
    だったらだんまりを決めていたほうがいい。当時の私はそう思っていたけれど、この本は相手の言葉を繰り返すことだけで会話がなりたつことを教えてくれた。

    そして、もうひとつこの本から勉強になったことは、相手の言葉はそのまま額面通り受けったほうがいいということ。
    例えば、登校拒否をしている小学生がいたとする。
    その親が「いつになったら学校にいけるの?」と子供に尋ねると、子供が「わからない…。」と答える。親は「ほらね、先生。この子はいつもそうなんですよ。いつもわからない、わからないって…。」という。
    けれどもこの子の本音はあくまでも「わからない。」ということで、言葉の真意はそれ以上でもそれ以下でもない。あぁ、なるほどな、と思わされた一冊だ。

  • 聞き方の本だけど、やはりカウンセラーという職業ならではで書かれている。たとえば、話しにくいことは当人にとって乗り越えるべき課題であるとか。

  • いかに話を聞くか、という姿勢についてまとめたもの。
    専門的な話も多く、たとえ話が多いため、少し理解しづらい部分もあるが、話を聞くことの大切さは十分に伝わった。

    ・相槌のバリエーションを豊かにする。わかるという表現は使わない。※他人のことを理解することは難しいから
    ・話の中で自他の区別をつける。あくまで他人の話として受け止める。でも、共感することは大切。
    ・無理に話させようとしない。踏み込まない。相手から話してくれるのをまつ。

    以上が心に残った点。
    あくまで相手主体で聞いていく姿勢を意識していきたい。

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