欲動、自我、対象、自己: 精神分析理論の臨床的総合

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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422112930

感想・レビュー・書評

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  •  欲動・自我・対象・自己の4つの心理学の視点から、あくまでも臨床における実際の現象の解釈を試みている。精神分析は様々な学派で分かれているが、このように同じ現象を多元的に捉えるというのは希有な内容だと思う。理論への固執から少しだけ自由になれた気がする。
     賛否は分かれるかもしれないが、著者のあくまでも臨床に根ざした理論展開は色々と考えさせられるところがあった。

  • とっても難しかった。何をどうやって臨床に活かしていけばいいのか自分にはよくわからなかったけれども,単なる経験・知識不足なだけなのかもしれない。どっちにしても,ここで取り上げられている事例については,それなりの知的能力がなければ,セッションは成り立たないのではないのだろうかというふうにも感じた。理論的には面白いと思うところもあった。

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