探すのをやめたとき愛は見つかる―人生を美しく変える四つの質問

著者 : バイロン・ケイティ 水島広子

• 創元社 (2007年7月31日発売)

感想・レビュー・書評

[konnoeさんの感想 · 2018年10月8日]

一読した時は読みにくくて、途中でやめたけれど、
読み直してみて本当にワークをした後は、かなり自分の中の気持ちの持ちようが変わった。
人生観が変わったともいえる。

今、苦しい人。別に何に苦しんでてもいい。
一度「読む」のではなく、「実践」してみてほしい

[小野不一さんの感想 · 2014年3月29日]

装丁と訳文が明らかに女性向けとなっている。原書に由来するのかどうかは不明。「訳者あとがき」によれば、バイロン・ケイティは元々重度のうつ病だった。摂食障害の社会復帰センターへ入所したのは彼女の保険がそこしか適用できなかったためだという。「自分はベッドに寝る価値もない」と彼女は床で寝ていた。ある朝、目を覚ますと世界は一変していた。自分を苦しめているものは「現実」ではなく、「自分が信じている考え」であることに気づいたのだ。うつ病というプロセスを経てバイロン・ケイティは悟った。
http://sessendo.blogspot.jp/2014/03/blog-post_9460.html

[taoisticさんの感想 · 2013年10月12日]

ある休日の午後、息切れを伴う胸騒ぎの中、朦朧として向かった書店に本書が光っていました。この様な事は初めてですが、「必要な本は、あなたに読まれる時を待っている。」が確信となる経験でした。もちろんタイムリーな内容。

[あやまるさんの感想 · 2022年12月17日]

バイロン・ケイティの4つの質問を学んで日々実践することで、ストレスが確実に減ったし、自分が好きな自分でいられる時間が確実に長くなった。


1番すごいなと思ったのは、相手を変えようとするのでは無く、現実を受け入れるマインドセットが自然と身に付いたこと。

自分と考えややり方が違う苦手な相手にも、

「あなたがそうしたいなら、じゃあそうしよう」

と気がついたらに言えるようになっていた。

この本に出会えたおかげ。

無意識に自分を責めてしまう、深い癒しを求めてる人は是非お勧めしたい一冊。

[ｙｕｍｅさんの感想 · 2017年5月25日]

2023/03再読。

「ザ・ワーク――人生を変える４つの質問」が一番だが、
こちらも心が楽になる文多々あり。


2019/12 再読
ザワークと、新しい自分に目覚めると何か違う、読みにくいと思ったのは、訳者が違うからなのですね。その２冊に比べやや硬い、まどろっこしい言い回しになっている印象。
　主に愛について語られている。

ただケイティの本だけだって、個人的にはっとさせられたり、楽になる箇所はある。やや読みにくいので、気力があればまた読み直したい本。


2017年5月25日
ザワークの方がわかりやすく、お勧め。

[guildblindさんの感想 · 2013年3月5日]

自分の考えは、たとえば、人に嫌われている と思うことでいうと、人に嫌われている気がするけど、どうだろう？という内容なのに、勝手に、「人に嫌われている」ことになっている。
なんて独りよがりなんだろう。
もっと、ファクチュアルにならないといけない。自分の思いを事実と同一視する必要はない

・自分の思いは、本当か？
・本当だと、絶対に断言できるか？
・それが真実だと仮定すると、自分はどう思うか？
・逆を考える
たとえば、「人は自分が好き」「自分は人が嫌い」 その理由が一つでも見つかるとすれば、それだけの事実を自分が見落としたことになる。自分は、自分にはいいように、自分で世界をせまくしただけだ。

人に好かれるために、自分をつくってまで好意を勝ち取る必要がある、は間違い
そもそも、ひとのことはコントロールできない
人の好意がないと致命的になる、という思い込み
本当は、自分が認められれば、解決する問題かもしれない

[アトムさんの感想 · 2011年8月29日]

認められたい願望が強い僕にとって、愛や賞賛を求めるのはノーというのは、かなりの衝撃。でも、反論しようと思いつつ、4つの質問による問い直し、ただ聞くことだけに注力しなさい、恋人に対してもノーと言えることこそ愛、などは理解出来ないこともなくて複雑。価値観を変えてくれた1冊。

[みんちゅさんの感想 · 2010年4月16日]

思い込みが強すぎることによって、考え方に柔軟性がなくなり、自分自身を縛り、傷つける結果になる。それで苦しんでいる人は多いのだろうと思われる。
この本での「ひっくりかえす」という思考の技で、自分を客観的に見ることにより、かなり楽な気持ちになることがわかる。
特に、恋愛パートナーや夫婦関係においては、相手はこうあるべきだという思いが強いために、お互いを不幸にしていることも多い。実際に心を広く、柔軟性を持ってというのは難しいとは思うが、違う考え方を探す習慣をつけられれば良いのではないだろうか。

[camomint★さんの感想 · 2016年10月25日]

言葉をひっくり返すというシンプルな手法。

新しくはないかなぁという印象。

[oriduru1970さんの感想 · 2015年6月4日]

心に浮かぶよしなしごとは、すべて世界を理解したいという願い。そこではすべてが正しく、同時に正しさなんてあり得ない。