性格は変えられる (アドラー心理学を語る1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422116310

作品紹介・あらすじ

日本におけるアドラー心理学の先駆者にして第一人者が、対話形式で易しく著した実践講座。変えられない性格とは何かを根本から解き明かし、自分を変える方法を具体的に例示しながら、アドラー心理学の究極目標である「共同体感覚」について分かりやすく解説していく。親しみやすく自由自在な語りを通して、アドラーの教えを実践・指導し、多くの後継者に伝えてきた真髄に触れる全4巻シリーズの第1巻。

感想・レビュー・書評

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  • アドラーのアドラー心理学ではありません。野田俊作流のアドラー心理学の解説本って感じです。本人も言うように「異端」かも知れませんが、別の視座が持てて良かったです♪

  • 一昔前の本なので、男女差別とも取れる発言がある。時代錯誤の部分は軽く読み飛ばして、本質だけにこだわる人にはおすすめ。逆に、そういった意味で誤解を招きそうなので、アドラー初心者には向かない。

  • 非常に奥深い内容だと思われるが、内容がやや難解で分かりにくい。サラッと読むには不適か。

  • 今の時代にはなかなか読めないような対話でした。この内容が30年以上前に書かれていたものなんて信じられない!

  • なるほどと思ったり、ケムに巻かれたような気になったりした。
    なにやら大事な話をしているようだけど、まだまだ掴めなかった。

  • 女性蔑視的な事例とコメントがひどくて、アドラーの言葉や考えかたを知るじゃまになる。
    とりあえず下記はDV許容してることになるので書き直すべき。

    「ある奥さんが、夫婦仲がよくなくて、「うちの主人はとても残酷で、言うことを聞いてくれなくて、すぐ暴力をふるう」と言うんです。ところが、実際には、暴力をふるうご主人の奥さんというのは、暴力をふるわれるだけのことはある女性の場合もありましてね(笑)。こんなことを言うと、どこかからクレームがつくかもしれないけれどね……。でも、奥さんの対応の仕方にも、きっとまずいところはあるわけです。」

  • ちょっと内容が難しいので、もう一度読みたい

  • インタビュー形式が良いのか悪いのか判断つかないが、筆者の考え方にはなるほどと納得する部分は多かった。性格は変えられる、というタイトルとは合っていないような気もする…

  • 1987年初出の『オルタナティブ・ウェイ』の再販となる実践講座シリーズ4巻。アドラー心理学の教科書というようような概括的な内容ではなく、著者が学んだアドラー心理学についてインタビュー形式で語ったような内容。なので、一般向けといっても、いきなり本書ではなく、他の入門書などで軽くお勉強してからの方が分かりやすいと思う。
    第1巻では、性格=ライフスタイル、集団のルール、そして共同体感覚について語られている。
    単にアドラーが、あるいは学派では、という説明ではなく、ラマナ・マハリシや老子、他の心理学の言及も踏まえて著者なりの捉え方で、人柄というか癖も感じられるが、突っ込んだ内容は新鮮に読めた。
    17-56

  • 考えるな、行動しろ。
    ということでしょう。興味深い内容で一読しただけでは全てを理解するのは難しかった。
    第2巻を読むのが楽しみ。

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著者プロフィール

1948年生まれ。大阪大学医学部卒。シカゴ・アルフレッド・アドラー研究所留学、神戸家庭裁判所医務室技官勤務の後、新大阪駅前にて相談施設(アドラーギルド)開業。日本アドラー心理学会認定指導者、初代日本アドラー心理学会会長。著書『クラスはよみがえる』、訳書『アドラーの思い出』(いずれも創元社)など。

「2017年 『勇気づけの方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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