不在の臨床:心理療法における孤独とかなしみ (アカデミア叢書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422116631

作品紹介・あらすじ

技術の発達により私たちは「待たなくても済む」社会を生きています。しかしそのようななかでも、リアルな人と人の間ではどうしても、目の前にこの人が「いる/いない」こと、こころの内にあの人が「いる/いない」ことが、私たちの生きる力に大きな影響を与えてはいないでしょうか。それは心理療法も同じで「セラピストの外的ないる/いないと内的ないる/いないが(常に移ろいながら)重要となってきます。本書はそうしたプロセスを「孤独」「さびしさ」の視点から読み解きます。

著者プロフィール

日下紀子(くさか・のりこ)
1990年、奈良女子大学大学院修士課程修了(臨床心理学専攻)。
京都大学大学院、そして谷町こどもセンターを経て、
2010-2014京都大学大学院教育学研究科(臨床実践指導学講座)に在籍。2014年、博士号取得。
現在、高山診療所、関西心理センター/谷町こどもセンター所長。
臨床心理士、日本精神分析学会認定心理療法士スーパーヴァイザー。

「2017年 『不在の臨床』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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