アンコール・ワット:密林に消えた文明を求めて (「知の再発見」双書)

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制作 : Bruno Dagens  中島 節子 
  • 創元社 (1995年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422210988

アンコール・ワット:密林に消えた文明を求めて (「知の再発見」双書)の感想・レビュー・書評

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  • タイトルは『アンコール・ワット』だが、この一冊で、アンコール・ワットを知ることは到底適わない。
    欧州人が書いたものだからか、視点が西洋目線。
    日本人が記したものとまた違う一面を知ることができる。

    豊富な図版が美しく楽しめるのだが、出典が不明なものもあり、残念。
    アンリ・ムオの画才にも驚いた。
    あんなに暑い灼熱の国で、こんなに精密なデッサンができるものだろうか。

    石澤先生の執筆部分は読みごたえあり。
    真臘風土記やアンドレ・マルローの『王道』の引用も有り。
    図版の多いこの本の印刷は、さすが図書印刷か、と身内びいきが出てしまったり。

  • 「知の再発見」双書の48冊目。アンコール・ワット遺跡群の遺跡発掘に関するなかなか深い読みものです。石澤先生による解説文も読みごたえあり。発掘当時の写真や想像復元図など、珍しい図版がたくさん掲載されていて面白いです。

  • 歴史をざっと知るという意味ではすごくいい本だと思うが、視点に偏りがあるように感じる。

  • (2006.01.24読了)(2005.12.25購入)
    副題「密林に消えた文明を求めて」
    アンコール・ワットをテレビで見たり、展覧会で見たりするたびに、アンコール文明によって作られた遺跡や彫像にはどんなものがあって、それはどういう話や言い伝えに基づいて何のために作られたのか?それらの彫像や表現の特徴はどのような点にあるのか?と言ったことを知りたくて、そういう本を探して読もうとしているのですが、先日読んだ「アンコール・王たちの物語」はそういう本ではありませんでした。今回読んだ、この本もそういう本ではありませんでした。
    この本は、副題に「密林に消えた文明を求めて」とあるように、主にフランス人たちによる、アンコール・ワット探検史です。
    アンコール文明の最盛期は、9世紀から12世紀と言われます。アンコール最後の大王ジャヤヴァルマン7世は、1218年頃亡くなったということです。
    1296年に中国人の周達観がアンコールを訪れ1年間滞在し、「真臘風土記」と言う本を残しており、丁度いい旅行案内になっているそうです。(東洋文庫に入っています。)
    1431年ごろ、カンボジア王はアンコールから都をスレイ・サントールに移した。シャム(タイ)による侵攻から逃れるためです。この後、アンコールは略奪され、荒廃した。
    17世紀(1623年から1632年)、日本人参詣者がアンコール遺跡を訪れ、図面を描きそれを1715年に複製したものが日本に残っている。(33頁)
    1850年ごろからヨーロッパの宣教師たちが、アンコールを訪れるようになる。
    1867年、ドゥダールがカンボジアから持ち帰った彫刻と鋳造した複製を継ぎ合わせた作品をパリ万博に展示し、注目された。
    1923年10月、アンドレ・マルローは、友人と3人でバンテアイ・スレイ寺院壁面の女神像を剥ぎ取り、プノンペンまで戻ったところで捕まってしまった。6ヵ月後に裁判が開かれ、古代遺跡出土品盗掘の罪でマルローと友人に有罪の判決が下された。1930年出版の「王道」は、このときの冒険を小説化したものである。(109頁)

    ☆関連図書(既読)
    「アンコール・王たちの物語」石澤良昭著、NHKブックス、2005.07.30

  • 資料が美しい!

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