ドラゴン:神話の森の小さな歴史の物語 (アルケミスト双書)

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制作 : 斎藤静代 
  • 創元社 (2009年11月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (61ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422214764

ドラゴン:神話の森の小さな歴史の物語 (アルケミスト双書)の感想・レビュー・書評

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  • 龍好きなので、この本は、ずっと読みたかった本です。

  • 西洋と東洋の龍は、見た目はだいたい同じですが、細かく見れば多少の違いがあります。
    東洋では、龍は吉祥を呼ぶ存在ですが、西洋ではドラゴンはどちらかというと悪の存在として見なされているというのが不思議なところ。
    著者は神話研究家とされており、おそらくイギリス人です。

    キリスト教では、ドラゴンは倒すべき存在になっており、聖なる存在とはまた違う感じ。
    キリスト教での三大ドラゴンスレイヤーは、聖ミカエル、聖マルガリタ、聖ゲオルギウスだとのこと。
    聖ゲオルグしか知りませんでした。
    女性も?と思ったら、聖マルガリタはドラゴンに呑まれ、十字架で腹を割いて出てきたのだそうです。

    そんな倒すべき存在のドラゴンでも、よく貴族の紋章に使われており、西洋の人々にとって身近な霊獣であるのがわかります。
    レイライン(古代の遺跡が一直線に並ぶ線)は、ドラゴン伝説と関係があるものが多いというのが驚きでした。
    イギリス一長いレイラインは、聖ミカエル(マイケル)ライン。
    コーンウォールからベリー・セント・エドマンズまでの線だそうです。
    またヨーロッパの聖なる遺跡を結ぶレイラインは、アポロ・アテナ・ラインで、アイルランドからロードス島までを結ぶ線だとのこと。
    ほぼヨーロッパを斜め横断していますね。長すぎて、もうよくわかりません。

    中国での龍のことも紹介されていました。
    日本の龍は中国から導入され、少し変容しています。

    龍には贔屓という子どもがいるというのは知っていましたが、これが日本では玄武となるのだそうです。
    また、ヒイキのそのほかにも3匹子供がいるのだそう。
    ニ番目はリフン(日本では朱雀)、三番目はホロウ(青龍)、四番目はヘイカン(日本では白虎)。
    つまり、龍の子どもは四神なんですね。
    日本ではそのような認識はないため、驚きです。
    でも、青龍以外はみんな違う動物になっていますね。朱雀に至っては鳥だし。

    さらに五番目の息子は饕餮(とうてつ)というのだそう。
    饕餮といったら聖堂の器を思い出しますが、もともとはこの息子が食べるのを好むために、食に関する器物に用いられるのだそうです。
    器の名前ではなく、描かれる動物の名前だったとは。
    龍の子供は九番目までいるそうです。
    知りませんでした。

    中国にも悪い竜はおり、蛟(みずち)が災いをもたらすとされているとのこと。
    ドラゴンのモチーフは結構好きで、興味を持っている割に、実際には知らないことばかりでした。
    薄い本ながら、いろいろと参考になりました。

  • ドラゴンについて。小さいサイズながら図版も多く、装丁も綺麗な一冊。

  • 洋の東西を問わずドラゴンはいるが、火を噴く大地=ドラゴンと考えていたような面を見ると、人が考えること、感じることはそれほど変わらないんだなと。

  • 世界中のドラゴンについて、まとめられた一冊。
    世界で同じようなドラゴンが伝えられていると、「ドラゴンは本当に居て、世界中を飛び回っていたのでは?」という空想をしたくなります。

  • 思ってたより読み応えがあった☆

  • 神話・聖書・美術品などを基に、古代から世界各地でドラゴンがどの様に伝聞されてきたかを解説。
    多様で神秘的なドラゴンの姿に迫った小冊子。

    聖書や神話にまつわる絵画の挿し絵が豊富で楽しめました。息抜きに良い本です。

  • 子供向け百科事典のような一冊。
    世界中にあるドラゴンにまつわるお話を簡潔に解説しています。
    暇つぶし程度には。

  • 装丁が綺麗だったので、つい買ってしまった一冊。
    衝動買いだったので、別に内容に価値は求めてなかったのですが、
    意外と手応えのある内容でした。

    でも、やっぱりインテリアとしての面が強いかな、と思います。

  • なんだかキレイな装丁だったので読んでみました。いろいろなドラゴンについて説明している本。中国の龍については知らないことも多かった。

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