シュレディンガーの猫:実験でたどる物理学の歴史 (創元ビジュアル科学シリーズ2)
- 創元社 (2017年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422414263
作品紹介・あらすじ
人類は遥か昔から、夜空で動く月と星々を見上げながら、天空で何が起きているのか考え続け、さらには人工物がどのように動くのかも理解しようとしてきた。アルキメデスが浴槽で「エウレーカ!(わかったぞ)」と、浮力と体積の関係を解明した発見を筆頭に、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、そしてホーキンスまで、物理学における50の有名な実験とその思索の歴史をたどる、知的好奇心を刺激するサイエンス好き必読の書。
感想・レビュー・書評
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物理学の進歩を50の実験の歴史で紐解く本書
実験のお話しも面白かったんですが、イラストが秀逸だったな〜
なんか楽しいイラストにだいぶ騙された気がする
で、いろいろあるんですがやっぱり「シュレディンガーの猫」ですよね
こいつはいわゆる思考実験ってやつでして、実際に何かしらの器具を使ったりするわけでなく頭ん中で実験するってことです
ちなみにワタクシもほぼ毎日思考実験してますがね(お前のはただの妄想だろ!)
はいはい「シュレディンガーの猫」ね
めちゃくちゃ簡単に言うと(雑とも言う)
ある科学者が、量子物理学で異なる状態のものが同時に存在することはある!ってなことを言い出したわけね
で、もちろんそんな状態のものは実際に観測されないわけ(そうじゃないと説明つかないんじゃねって状態は観測されているかな)で、それは観測した時点でどっちかに決まるからや!って言うわけ
で、それを聞いたシュレディンガーさんが「いやいやいや、そんなわけないやん」と
「じゃあ例えばここに、半分の確率で猛毒を発生させる装置入ってる箱があるとするやん?ほんでそこに猫も一緒に入れるわな。いやほんとには入れへんよ。頭の中の話な。そんなんしたら猫ちゃんかわいそうやん。ほでな、しばらくしたら箱を開けるやん。君が言うてるのはその箱を開けた瞬間に猫ちゃんが生きてるか死んでるか決まるいうことやで?それまでは猫ちゃんは生きてもいるけど死んでもいるいうことやで?なわけないやん!そんなんおかしいやん!」っていうのがいわゆる「シュレディンガーの猫」なんですね
うん、シュレディンガーさんが正しい!
しっかーし!読書人たちに馴染み深いSF的「シュレディンガーの猫」は最初のほうの同時に存在するを採用してるんですわ、なぜか
まぁそっちに方がおもろいって理由でしょうなw
つまり猫の生死はフタを開けた瞬間、要するに観測者が現れた瞬間に決まる!さらには猫が生きてるのを観測した人と猫が死んでるのを観測した人は同時に存在していて、そこから世界が枝分かれしている!まぁいわゆるパラレルワールドですね
なんかシュレディンガーさんの言ってることと離れていってる気もするが…ま、面白いからいいか(おい)
ちなみに最初の量子物理学で2つの状態が共存する云々の話は「不確定性原理」ってやつで説明がつくんですが、それはまあいいわね -
読み物的に面白い。
もうちょいあっさりしててもいいかな。 -
420-H
閲覧 -
雑学書として隙間時間に読むのにちょうどいい
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時代が進むにつれて難しくなりますなぁ…
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2020年11月新着図書
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過去の様々な「科学実験」について、さらっとした読み物として紹介。デザインがちょっと奇抜。
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「なぜ」を追求すると、実験が始まる。猫から始まる「なぜ」を解き明かす物理の旅。
(一般担当/道明寺P)平成30年2月の特集「ねこねここねこ」 -
↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00540809
接客も無理だしレジも無理だ…
働けないじゃん(。>ω<)ノ
接客も無理だしレジも無理だ…
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