翻訳できない世界のことば

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制作 : 前田 まゆみ 
  • 創元社 (2016年4月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784422701042

翻訳できない世界のことばの感想・レビュー・書評

  • 言葉にならない気持ちを一言で言い表す言葉が海外にはあるのだと知れて嬉しかったです。感情には国境は無いのだなあと改めて思った。

  • イラストとデザインがかわいい。気まぐれに開いたページに何がかかれているか見るのも良いかも。

  • ちょっと前、外国人記者もいる会見で出た「忖度」という言葉に同時通訳者が戸惑い、すぐに訳せなかったということがあった。日本語もそうだけど、世界中の「あ、それ一言で言っちゃうんだ」が詰まった本。

    「トナカイが休憩なしで、疲れずに移動できる距離」を一語で表すフィンランド語て、ホントかよ!とか思うけど、そうして読んでいくとこの本、言葉と語釈を書いているのかな、と思えてきた。もちろん、辞書好きとしてはそれも楽しい。

    絵本のようなすてきなイラストが、また本の味を増している。

  • 面白かった。
    耳慣れない言葉が多いためページをめくるとすぐに忘れてしまうけれど、明日使えそうな言葉ばかりで何度も読み返したくなる本。

  • 【最終レビュー】

    図書館貸出。

    〈キノベス2017=紀伊國屋書店スタッフオススメベスト30・第一位著書〉

    『想像力・感性の高み』

    両方が深淵かつ存分に溢れている

    『イラストと共に、未知の領域の国々まで、幅広い「他国語の言葉」に込められた「奥行きある音色の響き」』

    『程よいバランス』が取れている作風。

    これが自然に、先入観なく、ふんわり包み込む『心地』

    朗らかな気分にいつの間にやらなっていました。

    上記の感覚になりつつ、印象に残っていることは

    [スピード・頻度の高さの『恐さ』という『理解のギャップ』]

    今の時代への警鐘の『一つ』として、私達が今一度立ち止まり、考えなければいけないことだと…

    全体の内容を通して

    〈言葉のそのものが持つ『良さと恐さ』〉

    というテーマ。

    『根本的な所から、改めて、認識度を高めてもらうこと』を『提起している』のではないか…

    私自身、こうしてまとめながら、そう感じ取っています。

  • 意思を伝える言葉。この成り立ちに民族差があり、そこに価値観文化に潜む底流の謎がある。日本語からは木漏れ日、ボケっと、侘び寂び、積ん読がエントリー。絶滅が懸念される民族の言語まで幅広く取り上げ、感性に訴えるイラストとともに、言葉で何を表現したいかの独自性、多様性に面白味を感じる。グローバルと対極にあるローカルを大切にしたいとの思いを抱かせる。

  • リビングに置いておきたい一冊でした。
    本屋さんで立ち読みしたときは、ただただ可愛いな、という印象でしたが、大人になったからこそなるほど、と思える深い言葉もあり、じっくり読んでよかったです。
    2017.04.02

  • 読み終わって、「翻訳できないことば」という意味のことばを欲しいと思った。その単語が、あらゆる言語間におけるアイデアのスムーズな移行が可能だという幻想する勢力に対するくさびになってくれることを願う。「翻訳できないことば」辞典の刊行が待たれる。

  • 積ん読につまずいて外出できない

  •  かわいい!
     一言で直訳できないことば。
     たとえば日本の言葉でこの本に載っていたのが、「木漏れ日」と「積ん読」など。
     日本の言葉であっても、意味を説明するための言葉が、自分の日頃のイメージとちょっと違っていたりして楽しい。

     個人的に印象に残ったことばは、
     P14 GEZELLIG
     P30 TIMA
     P36 KUMMERSPECK
     P48 UBUNTU
     P52 TREPVERTER
     P58 MAMIHLAPINATAPAI
     P60 RESFEBER
     P72 NUNCHI
     P74 AKIHI
     P84 IKTSUARPOK

     と、まぁこれ以外にもたくさんの言葉があって実に楽しい。
     誰かに贈りたくなる本だ。

  • その国でその言葉が生まれた背景にある風習や文化を想像すると楽しい。
    美しいイラストや装丁に心が和む。
    お茶飲みながらゆるりと眺めたい。

  • ベゼリヒ(オランダ語)
    単に居心地よいだけでなくて、ポジティブであたたかい感情。愛する人と共に過ごすような「心」が快い感覚。


    キリグ(タガログ語)
    おなかの中に蝶が舞っている気分。たいてい、ロマンチックなことや、すてきなことが起きたときに感じる。

    トレップヴェルテル(イディッシュ語)
    言葉の階段。あとになって思い浮かんだ、当意即妙な言葉の返し方。

    ティヤム(ペルシア語)
    はじめてその人に出会ったときの、自分の目の輝き。

    フォレルスケット(ノルウェー語)
    語れないほど幸福な恋におちている。

  • 斜め読みで、ざっと目を通す。
    日本語も4つ含まれていて、興味深かった。

  • 図書館本。翻訳できない世界のことば、日本語も4つ掲載。「え、そういうのがあるの?」と思わず笑ってしまった言葉もあったのだが…でもその国の人にとっては当たり前の言葉なんだよね。私らだって掲載されてた4つの言葉は当たり前のように使用している。読んでいたら、恋愛に関する言葉が多かったように思う。他の言語で、1つだけ何度も聞いたことのある言葉があった…これも翻訳できない言葉なんだ と驚いた。この本はイラストがとても可愛らしいので、勉強になりつつ楽しみつつ読める本だった^^

  • サウダージってそんな意味だったのね。歌の名前としか認識していなかった。

    「語れないほど幸福な恋に落ちている状態」を何度も経験するってどんな人生なんだろうな。何度も恋に落ちることはあっても、複数回経験するにはそれを終わらせないと行けないわけで、そうなると、幸福な恋とは言えない思い出になっちゃうんじゃないかなあと思うんだけど…。
    大人の世界は色々あるのかなあ。

  • 世界各国の翻訳できない言葉が可愛らしいイラスト付きで紹介された一冊。例えば日本語なら「ボケッと」や「木漏れ日」、「侘び寂び」など。確かに外国人に何と説明すればいいのか分からない言葉だなぁと。「カレル=肌についた、締め付けるもののあと」、「フイユモール=枯葉のように色が薄れていく」といった使えそうな言葉もあれば、「ポロンクセマ=トナカイが休憩なしで、疲れず移動できる距離」、「ピサンザプラ=バナナを食べるときの所要時間」などのいつ使うんだよ⁉という言葉もあって、ユーモラスかつ勉強になるオシャレな本だった。

  • イラストがとてもかわいく、いろいろな国の
    翻訳しにくい言葉がたくさん載っていて
    とてもおもしろかった。
    ズールー語など、どこの国で話されているのかも
    わからないような言葉から日本語まで
    いろいろ紹介されていた。
    それぞれたった一語だけど、その一語に
    その国の文化が詰め込まれているような気がして
    プチ世界旅行をしているような気分になった。

  • 英語に翻訳するのに一語で適切な言葉が存在しない、世界の言葉が収録されている。日本からは「ボケッと」、「積ん読」、「木漏れ日」、「侘び寂び」が掲載。たとえば「ボケッと」の解説には「なにも特別なことを考えず、ぼんやりと遠くを見ているときの気持ち」「日本人が、なにも考えないでいることに名前をつけるほど、それを大切にしているのはすてきだと思います。いつもドタバタ忙しいくらしのなかで、あてもなく心さまよわせるひとときは、最高の気分転換です」とある。
    「ボケッとすんな!」とか否定的な意味で使うことが多いのでNegativeな言葉の印象があったが、作者の解説に、この言葉のPositiveな側面を見ることができて興味深い。

  • 日本語も少し入っていて、なんだか嬉しい。世界にはこんな言葉もあるのか、と知ることができた。寝る前にゆっくりと読みたい本。

  • だ‥だろうな?…と思いました。

    いやね‥1単語=1つの訳語と言うのは、母音と子音の数が逆の日本とハングルの両語や、母音と子音が世界で確認された現時点(2016/12/31)で多い中国(大陸(新)及び、台湾(伝統)の両文字を含む東アジア(母音と子音の不知のモンゴルを除く)語圏)の際に、日本語が一方的多いな?…と嘆いてました!。そしたら?…翻訳の先生の気配りなのですね?…。

    じゃぁぁぁ〜!、上記の言語の分を識(し)りたい人は?…其(そ)の言語を覚えるように‥と記述されてる言語への学習を誘うにも?…持ってこいの書籍ですよ。

    今は極右等の不穏な動きが、世界中に撹拌し‥深化し始めてる深刻な状況なので…大人だからこそ読んで欲しい!ですね?‥。

  • 言葉って面白い。
    ことわざの時も思ったけど、本当たくさんの言語を自由に操れる人になりたい。

    日本語からは「木漏れ日」「積読」がエントリーしていて、
    前者については、確かに的確に翻訳できる単語が英語・韓国語・フランス語・スペイン語のいずれでも思い浮かばなかった!
    後者に関しては、身近な言葉すぎたけど、こちらも前者と同様で端的にそれを表す言葉がないということに初めて気付いた。

  • 以前から気にはなっていましたが、めっちゃ面白かった・・・。
    各国の特性?もちらほら見えますし、逆に翻訳できない日本語なんかも掲載されています。
    イディッシュ語とかめっちゃ興味深い・・・ルフトメンチュとか完全に私やんけ・・・。

  • 買ってよかった!

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