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- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784423194195
作品紹介・あらすじ
本書は「故郷」というテクストを不断に織りなしてきた20世紀中国の読書の歴史を通して70年にわたる国家イデオロギーの変遷を描く。それはテクスト生成過程に映じる近代中国文学の生産・流通・消費・再生産の物語なのである。
感想・レビュー・書評
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魯迅の『故郷』が中国でどのように読まれてきたかを巡る。
魯迅は革命の人であり『故郷』は革命と密接に関わっていた。なので、革命教育の題材として使われるわけだが、その後の中国の政治状況によって、微妙な違いを見せているのが興味深い。
てっきり『故郷』が日本でどう読まれていたかの本だと思ったが違った。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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