近代ロシアと農村共同体: 改革と伝統

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  • 創文社出版販売
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784423460559

作品紹介・あらすじ

ソ連邦崩壊から十余年になるロシアは、いまでもさまざまな社会経済的・民族的諸問題を抱えている。世界情勢を左右するこの大国の将来を見通すことは重要かつ困難な課題であるが、鍵となるのがその歴史的特殊性の解明といえよう。本書は、近代ロシアにより推進された土地改革(農奴制廃止、ストルィピン改革)・農業改良が伝統的な共同体的秩序のなかで辿った運命を、そして改革と伝統がそれぞれ有した歴史的意義を考察、歴史の断面を鋭く抉り出し、深層に連綿として流れる集団的原理が果たした役割を浮き彫りにする。

著者プロフィール

早稲田大学名誉教授。著訳書に『帝政ロシアの共同体と農民』(早稲田大学出版部)、『近代ロシアと農村共同体―改革と伝統』(創文社)、『近代ヨーロッパの情熱と苦悩』(共著、中公文庫)、『ヨーロッパ人の見た幕末使節団』(共著、講談社学術文庫)、ゲルマン/ブレーヴェ『ヴォルガ・ドイツ人 : 知られざるロシアの歴史』(共訳、彩流社)などがある。

「2021年 『ロシアドイツ人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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