- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784426117436
感想・レビュー・書評
-
graph
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2015年5月新着
-
★★★★☆
裏表紙の料理の写真をみて、うっかり美味しそうと思ってしまった。
食べられる虫(眺めていたら、ほとんどの虫が食べられるんでないかと錯覚をおこしてしまう。。)の、調理の仕方、味や食感、ふつうの昆虫データも
小学生に見せるのは怖い気がしないでもない
(まっきー) -
登録番号:10968 分類番号:383.8ウ
-
むしたべたい。
-
昆虫食本は大抵インパクトの強い料理写真をガンとぶつけられ、イニシアチブをとられてしまうのだけど、本書は違う。表紙には成虫の全体写真だけ。タイトルロゴもポップで、冒頭の文章でも昆虫食のハードルを下げる説明に終始し、料理写真は出てこない。中は普通の昆虫図鑑のようで、成虫の写真と体長、生息場所、特徴など。ただ一般の図鑑にはないアイコンがついている。「COOKING GUIDE」。蒸す、揚げる、茹でる、など、その昆虫に適した調理法が紹介されているのだ。アゲハ。幼虫は噛みしめると昆虫共通のほのかな甘みがして、後からみかんの匂いが鼻に抜ける。ミカドガガンボ。パリパリした食感を楽しもう。ナナフシは揚げてからチョコレートでコーティングしてスナック菓子風にするのも楽しい。カマキリの一齢幼虫はふりかけにする。アシダカグモ(昆虫じゃないけど)。頭頂部は筋肉の旨味、腹部は柔らかで蟹みそに似る。みな文章だけ。今までの昆虫食本に比べると食欲をそそる、ような気がするけど、どうだろうか?