連句日和

  • 自由国民社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784426119874

感想・レビュー・書評

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  • 3人、新年からは4人で巻いた7歌仙(仕舞屋・夏芝居・パノラマ島・牡蠣筏・みちのく・太陽光発電・トタン屋根)。ルール(式目)がちょっと複雑で、つけるのはむつかしそう。連想を追っかけるのは楽しいし、解説を読むのも勉強になります。

  • 連句がどういうものかわかっておらず、読み始めは戸惑った。
    同じ空気で繋いでいくのではなくて、前の句の単語からの発想で、全く違うところに跳んでいいのね…。
    かなり思い切りのいい連想ゲームのような。
    それがわかってからは、どの単語から次の句が生まれたのかを推測するのも面白かった。
    それぞれに詠んだ全員の解説もあるので、わかりやすい。
    「付けすぎ」というのは興味深い感覚だなー。

著者プロフィール

一九三六年大阪生まれ。多摩美術大学図案科(現・グラフィックデザイン学科)卒業。
五九年デザイン会社ライトパブリシティ入社。六八年に独立し、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしてだけでなく、映画監督、エッセイ、作詞・作曲など幅広い分野で活躍した。
六五年創刊の雑誌「話の特集」アート・ディレクターを務める。
講談社出版文化賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、毎日デザイン賞など受賞多数。
七七年より「週刊文春」の表紙(絵とデザイン)を担当する。二〇一九年死去。

「2022年 『夢の砦 二人でつくった雑誌「話の特集」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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