東京モデル―密集市街地のリ・デザイン

  • 清文社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784433370398

作品紹介・あらすじ

容積移転を活用したインナーエリアの再生。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 密集市街地の改善のために、密集市街地内の空地の容積を都心部の開発事業者が買い取って利用する制度の提案。

    空地の発生時期と都心部の開発による容積の利用の時期のずれを取り持つため、「空地バンク」制度の創設も提案している。また、土地利用や周辺環境が大きく異なる地区間での土地の利用権の売買に当たって適正な価格を形成するため、容積の売買に当たっては等積ではなく、「容積の質」の違いによる不等積での変換を提案している。再開発事業における効用比のような概念であろうか。

    基本的にはこれから制度化されることが望ましい制度であると思う。「空地バンク」の制度論や事業性などについて、より詳細を詰める必要があるように感じた。

全1件中 1 - 1件を表示

日端康雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×