崖っぷち女子大生あおい、チョコレート会社で会計を学ぶ。

著者 : 林總 山本宣明

• 清文社 (2013年2月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「管理会計は経営に役に立つか?」管理会計のイメージをつかみ、理解を深めたい実務家・学生に最適。

感想・レビュー・書評

[満田 弘樹さんの感想 · 2013年3月30日]

コンサルタントを目指す女子大生がプレゼン発表のためにチョコレート会社に調査を行う中で、管理会計と経営との関わりについて学んでいく。

『もしドラ』的な設定だけれど、中身は本格的。
会計全体から管理会計を捉え、会計学の専門書からの引用や、会計思想的な記述も多い。

会計だけでなく、生産体制、店舗運営などの現場業務との関わり、組織論や脱予算経営にまで触れている。

最後にはミステリー仕立ての「読者への挑戦」もある。
オススメ。

[りぶっくま（安城市図書館ファン通信）さんの感想 · 2013年3月8日]

【新刊情報】崖っぷち女子大生あおい、チョコレート会社で会計を学ぶ。　336.8/ﾊ　http://tinyurl.com/a7hfj3w　チョコレート会社を題材にして、管理会計の実務と理論のつながりを解説。管理会計を使って、現実に起きている課題を解決する会計力が身につく。 #安城

著者プロフィール

公認会計士、税理士、大学院教員(管理会計)。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て独立。現在、経営コンサルティング、会計システムの設計・導入指導、講演活動を行っている。
ベストセラー『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか？』（ダイヤモンド社）、『ドラッカーと会計の話をしよう』（中経出版）ほか著書多数。
家計も会社経営も目的は同じで、「お金」はそれに振り回されるのではなく、「満足度の高い人生」を送るために使うべきだと説く。目から鱗のアイデアとアドバイスが好評。

「2022年 『正しい家計管理　長期プラン編』 で使われていた紹介文から引用しています。」