アドラ-心理学によるカウンセリング・マインドの育て方: 人はだれに心をひらくのか
- コスモス・ライブラリー (2000年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434004520
感想・レビュー・書評
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カウンセラーを目指す人用の本ではなく、日常生活にアドラー心理学の考えを持ち込み、人間関係を良くするためのノウハウが書かれています。悩みをなくすことではなく、どう対処すればよいか、ベストではなく、よりベターな視点を持つための一冊。山田課長という会社の中堅を主人公に選んでいるのも読みやすいです。人の行動のどこに着目するのかが、よくわかります。
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自分と全然違う考え方すぎてびっくりした。でも逆に刺激を受けたというか自分のネガティブな考え方を変えようって物凄く思えた!変えていくのは難しいけど気持ちだけで向いていけてるので凄いです。
心理学は全くわからなかったけど初心者でも分かりやすい内容でした。もっと知りたいって思えました。 -
"入門書として素晴らしい本。アドラーさんのまとめた心理学を体系的に知ることができる。
日ごろのコミュニケーションに悩んでいる人が読むと参考になることがあるのだと思う。
人間関係を構築していく上での心構えから、アドラー心理学の考える人間像を道しるべに現実社会を歩んでいけたらいいなぁと思う。
残念ながら現実の社会では、必ずしもアドラー心理学をベースにした方法でもうまくいかないことも多々ある。万能薬はないのだが、人間社会で生きていく一つの指針にはなりうる。" -
カウンセリングマインドとはプロでない人が仕事、子育て等に簡易カウンセリングを生かそうとする心のことである。3つのキーワード。「共感」「勇気」「尊敬」相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じる。人間関係の困難な時心すべき4つの知恵。①本質or些末②事実と意見の分離③最悪はないと開き直り④ネガティブ感情をコントロール。カウンセリング的人間関係①相互尊敬②相互信頼③協働の関係④目標の一致。カウンセリングの主訴=目標ではない。勇気づけ①良い点を指摘②達成できている成果を認める加点③尊敬、信頼で人を動かす④建設的な行為をしている
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もし、アドラー心理学について学ぼうと想っているのであればちょっと期待外れになると思います。表紙にも書いていますが、「アドラー心理学をベースに」となっているので、参考程度ということです。
ただ、カウンセリングについて興味があるようであれば参考になる部分は多い本だと思います。 -
人はだれに心をひらくのか。
「死刑囚の心を救った勇気づけ」の事例に感動した。
カウンセリングマインドをもって話をするのと
そうでないのでは、結果がかわる。
ロジャースのカウンセリングとは少し違うのかな?
原因をあれこれ追究しないで目的を考えるとか。
むずかしいけどもう少し勉強したくなった。
会社でカウンセリングを学ぶ山田課長の例が興味深い。